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しろくま先生のブログ
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2005年12月10日 (土)

それは誰のせい?

私が日々、思っていることがあり、またそれを反省している事があります。

通院してくださっている患者さんにとって、一番大変な事は、「歯科は治療期間が長い」ということです。

そのことにより、治療費も馬鹿になりません。

患者さんに求められるのは、「自分は必ず良くなるんだ」という強い信念と忍耐力です。

しかも、歯科の症状は虫歯発生から痛みが出るまでの間、かなりの時間を要します。

「痛くなってから行けばいいや」と思ってしまう患者さんが多いのです。

たとえ、治療を開始したとしても、長い治療期間に耐えられず、途中でこなくなってしまう患者さんが非常に多いのです。

比較的短時間に終わる治療はそのようなことはすくないのですが、長い期間かかる治療の場合、最後まで通院出来る患者さんは3割もいないかもしれません。

では、この通院出来ない原因はなにかと言うと、わたしの考える原因は「歯科医師との信頼関係が弱い」のではないかと思います。

この歯を治療しなければ、どんなデメリットがあるのか?、口腔内の状況がどう悪く変化するのか?といった大事な事が充分患者さんに伝わっていないのではと日々反省しています。

逆に、今まで歯科の通院に関して挫折してきた患者さんが、私の歯科医院で最後まで通院できた時の喜びは、患者さんも大きいでしょうが、私もとてもうれしく思います。

やはり、信頼関係をしっかり築けなければ、長期間おつきあいすることは出来ないと思います。

ですから、歯科医師は時間が忙しくても、時間が無くても、説明の時間はしっかりとtらなければいけないと思いますし、患者さんももっと自分の体(歯)に興味をもって、どんどん質問するべきだと思います。

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