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« 2005年11月 | メイン | 2006年1月 » 2005年12月31日 (土)初物2005年12月30日 (金)寝坊毎日、起きるのは朝6時半頃です。 最近はとても寒くて、二度寝してしまう事が多いのですが、 それでも、7時に起きないと間に合わない。 今日は、休みなのでゆっくり寝ていれるのですが、癖で早朝起きてしまいました。 しかし、またゆっくり寝ました。結局9時には起きてしまったのですが、ゆっくり眠られるというのは 幸せな事です。体の芯から疲れがとれて行くのがわかります。 新年からまたしっかり働けそうです。 2005年12月29日 (木)今日の一日。昨日、しろくま歯科の大掃除が終わった後、 少し、やりたい事があり、 今日一日、実験をしていました。それは以前にお話しした事がある、 「キャラクタライゼーション」をじっくり検証してみたかったのです。 「キャラクタライゼーション」とは、個性を持たせると言う事です。 「歯」は白一色ではなく、複数の色が合わさって、天然のきれいな白い色が出ます。 クラックというヒビが入っていたり、脱灰といって少し白くなっていたり、横縞が入っていたり等々。 しかし、歯の治療によって、その調和が失われたとき、歯の色彩のバランスが崩壊します。 それを再び歯のバランスを失う事なく、再現するには、相当の練習が必要なのです。 しかし、なかなか練習時間がとれなくて、困っていたのです。 毎日、歯の写真を観察して、スケッチブックに歯牙の解剖図を書いて勉強していたのですが、 なかなか色だけじゃ実感が伴わないのです。歯には多くの曲線があるので、実際に歯を使って練習をしてみる必要が あります。今日は実際に抜去歯を使って、じっくり練習しました。 結論は、なかなか奥が深く、相当の訓練が必要です。満足がいくレベルに達するには。 休みは、まだ何日かあるので、もう少し練習してみます。 2005年12月28日 (水)ありがとうございました。本日をもって、平成17年度のすべての診療を終了いたしました。 今年はしろくま歯科医院に取っては変化の年でした。多くの事にチャレンジし、また多くの実りを得ることが出来ました。 患者さんの新患数も2年半で2000人を突破することが出来て、本当に皆様にはお世話になりました。 またホームページやブログでは多くの皆様からのお便りや励ましをいただきまして、本当にありがとうございました。 しろくま歯科医院は1月4日の9時から通常診療を行います。よろしくお願いします。 現在、従業員とともに大掃除の真っ最中ですが、これが終われば今年の活動はすべて終了となります。 従業員の皆様、一年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。 「しろくま先生のブログ」は年内休まず続けます。 2005年12月27日 (火)歯1本の値段自分の体を表現のひとつと捉えて、ピアス用の穴をあけたり、ネイルアートという爪にデコ レーションを施しておしゃれを楽しむ場合が、最近多く見受けられます。 また、少しエスカレートすると、鼻ピアスとか、タトゥ-を入れたり、自分の体に傷(この表現は適切ではないかもしれません。)を付けて、アピールする人たちも、最近多く見受けられる様になってきました。歯に関してはデザイナーのNIGOさんが歯にダイヤモンドを付けて話題になっていますね(プラークコントロールが大変そう・・・・。) 親の世代の方は、よく私に「親にもらった大事な体に傷を付けて・・・・。」なんて愚痴をこぼすのですが、私の考えは、「親からもらった大事な体だけど、自分の体は自分で責任を持つべき」という考えなので、反対でも賛成でもないですね(でもタトゥーを消すのはやはり大変ですよね。気に入らなかった場合)。 今日は、そんな体の部分部分(腕とか耳)の値段は幾らなのかな?って考えてみました。 私は歯医者なので、一応歯の値段を調べてみました。ここにおもしろいデータがあります。今年(2005年)の4月に開催された日本口腔科学学会で、岐阜医療技術短期大学の中村浩二助教授らによる「歯の資産価値に関するアンケート」の結果報告が行われました。 そのアンケート調査というのが、患者、歯科医師、衛生士、歯科助手の歯に関する価値観で歯の値段を調べるというもの。 アンケート1 永久歯28本の値段は幾ら?(歯1本の値段を表します) 患者さん:973万円 (35万円) 歯科医師:2913万円 (104万円) 歯科衛生士:1709万円 (61万円) 歯科助手:1256万円 (45万円) という結果が出ました。個人的な意見としては、もう少し高くても良いのでは無いかなと思います。だって、鮫みたいに何度も生えてくるものではないし、かけがえのないものだとおもうから・・・・・。 アンケート2 1回の治療費が高いと感じる料金は幾ら? 患者さん:7600円 歯科衛生士:5400円 歯科助手:34300円 これは、歯科医師の私としては何ともコメントしづらい数字です。歯科医師の言い分としては、何の治療をしたのかによって決まるのではないでしょうか?ちなみに初診を基準として考えたらば、みんなの考える高いと思う治療費は、やはり高いなと思います。 この結果を得た私の感想は、やはり歯といものはかけがえの無いものなので、大切に扱ってあげたいと言うことです。野生なら歯が無いと即死をあらわしますからね。 プラークコントロールをしっかりやりましょう。 2005年12月26日 (月)ピース6歳愛知県砥部町の県立とべ動物園で生まれた時から飼育員に育てられたホッキョクグマ「ピース(雌)」が人工飼育記録の更新を続けています。 体調211センチ、体重295キロ。12月2日に6歳の誕生日を迎えました。ピースは最初双子でしたが、もう一頭は生まれた直後に母親が誤って傷つけてしまい、死んでしまいました。 飼育員の高市さんに生後110日まで、夜は自宅へ連れ帰ってミルクを与えるなどして2人いる子供同然に育てました。 ホッキョクグマはこれまで国内で約120頭生まれましたが、半年以上育ったのはピースを含めて18頭しかいません。完全な人工飼育は例がなく 海外でも2頭が報告されているだけです。 ホッキョクグマは温暖化の影響で頭数が極端に減ってきている種です。我々の努力で温暖化を防ぎ、ホッキョクグマの絶滅にいたる時間を少しでものばせたらと思います。 2005年12月25日 (日)クリスマスとても気持ちの良いクリスマスなので、溜まっている事務仕事をばりばりこなしています。 夜は、奥さんとディナーに行く予定なので、それまでに何とかしなくてはと思っています。 そう考えると、割にハードワーク。 自分で自分を追い込んでいる感じ。 しかし、クリスマスだし、今年も良く頑張ったし、自分にご褒美と行きたいところですが、 何にも欲しい物がない。産まれてここまで物欲が無いのも初めてです。 満たされている証拠でしょうか? 皆さんありがとうございます。 今年も診療日がまだ何日か残されていますので、よろしくお願いします。 それと、「しろくまの名前募集」締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。 年明けに発表いたします。 2005年12月24日 (土)クリスマスプレゼント2005年12月23日 (金)直前状況ここで、今まで集まった名前を直前発表いたします。
はじめは全くこないかなと思っていたこの「名前募集」ですが、たくさんの名前が集まって本当にうれしいです。 名前が決まるまで、まだあの白熊の性別、出身も分からないのですが、徐々に明らかになるでしょう。 名前が決まれば、リレー式にみなさんでいろいろな話(状況)を持ち寄って、絵本が作れればいいなと思っています。 名前募集までまだ時間がありますので、どしどしご応募くださいね。 2005年12月22日 (木)歯科用ライトセイバー?今日は、「DENTAL TRIBUNE」紙からのトピックです。 ホワイトニングに関する誤解が少しあるようなので、少し解説。 ホワイトニングの発見は、過酸化尿素と水素を使って歯の消毒を目的に使用されました。その際に偶然に歯が白く漂白されているのを発見してのが最初と言われています。 そのため、ホワイトニングは口腔内の症状を悪くすることが少ないと言われています。 私のホワイトニングの患者さんの中にも、以前より歯の状態が良くなったという方が結構多いです。 で、今回の話題。 マサチューセッツ州ボストンにあるForsyth Instituteの研究者らは、ホワイトニングの際に使用する青いライトが、歯肉の炎症を軽減させることがあると注目している。その青いライトを2分間照射する事によって、マウスウォッシュよりも効果的に、表面の悪性細菌のみを殺す事が可能であると述べています。 青いライトが、歯肉疾患の発症と進行に大きく関わるBBPを、一連の反応を引き起こす事によって殺すと言うのです。 またライトの照射中は患者に与える不快感もいっさいありません。 もしかしたら、ホワイトニングの後に歯の調子はいいと感じたのは、このあたりにも関係あるのかもしれませんね。 2005年12月21日 (水)成功の秘密口角というのは、上唇と下唇がぶつかる所です。 本日は、日経ビジネス「ASSOCIA」に掲載されていた、 「お手軽・無料で出来る成功の秘訣 口角20度、目尻20度20万回スマイルキープ」をご紹介します。 この著者内藤さんは心理学者であります。以下に本文の要約を書きます。 ビジネスで成功する秘訣には、たくさんの要素は挙げられるけど、その中でもとりわけ重要な要素と言えば、やはり「口角が上がっている」ことです。 口角が下がっているとどうしても老けて見えるし、暗いイメージが漂ってしまいます。人を引きつける魅力的なタイプはほぼ例外なく、口角が上がっている事だそうです。 ほんの少し努力すると、誰でも口角は上がります。「手術費用は0円」。それですかれるようになるのだから、こんな良い方法は他にはありません。だまされたと思って口角を上がるようにして欲しいです。 心理学のデータには「口角を上げていれば。誰でも魅力的」というれっきとした法則が存在するのです。 同一人物でも魅力3割り増し アメリカ・イリノイ大学の心理学者K・T・ミューザー博士は、多数の人物に頼んで、笑った顔、怒った顔、悲しい顔等をしてもらい、その表情を写真にとり、別の人たちに見せて、「あなたはこの人をどのくらい魅力的と思うか?」と訪ねてみました。すると、同一人物であっても、「口角を上げて微笑んだ表情をしている時に一番魅力的である」と判定された。なんとその魅力の割増率は27.5%だったそうです。 このデータをそのまま参考にすれば、口角を上げて人に接するだけで、魅力3割り増しです。 さて、普段から口角を上げるように努力していると、そのうちに、自然と口角は上がりっぱなしになります。最初こそ、口角を上げようとしても顔が引きつるような感じがするかもしれないけれど、そのうち慣れます。 では、そのくらいで慣れるのだろうか。 ある研究者が推定した所によると、同じ表情を20万回しているとその表情が自分の物になると言われています。 と、言うことは我慢して20万回の笑顔を作っていれば、あなたの口角は上がりっぱなしの魅力的な顔の人間になれる(はず・・・・。) 20万回というと気が遠くなるかもしれないが、毎日1000回ほど微笑むようにしていれば、200日たった頃には、すばらしく口角の上がった顔になっているはずです。 1日に1000回と言うと、1時間に約42回。ほぼ毎分ごとに微笑んでいる事になります。そこで、自分が好きな人に微笑みかけるのはもちろん、苦手な上司や部下と目があっても微笑み、新聞読んでも微笑み、このブログ読んでも微笑み、思い出し笑いでも微笑んで、四六時中微笑んでいることです。 なお、口角を上げるだけでなく、同時に目尻を下げるようにするとなお良いです。もともとタレ目がちな人の方が愛嬌のある顔立ちになりますが、口角を上げ、目尻を下げるようにすると、誰からも愛される笑顔が作れます。 もっと正確に言えば、「口角を20度上げ、目尻を20度下げ、歯が見える程度に、しかも声を出しながら笑う」ようにすると、ベストスマイルになる事が心理学的に分かっている。この原理を分かっていると、あなたの笑顔は最強である。 ここまでが、本の内容であります。 このブログを書きながら、微笑み、声を出しながら笑ってみましたが、従業員に、「疲れているんですか?」と心配されました。 疲れています(汗)。 2005年12月20日 (火)忘年会2005年12月19日 (月)積雪2005年12月18日 (日)ボーリング大会昨日は、歯科医師会のボーリング大会でした。この催しは歯科医師会が、会員向けに毎年、師走に行っているものです。 毎回、各歯科医院に勤めるスタッフの方やその家族等が参加する事が出来ます。今年も総勢120以上の方々が参加してくれました。 このボーリング大会は、個人的には復讐を兼ねていました。昨年初めて参加した我が「しろくま歯科医院チーム」は去年ブービー賞をちょうだいしてしまいまして、 今年こそはそこから脱出したいともくろんでおりました。この大会は、各歯科医院対抗の団体戦、男子、女子、子どもと、それぞれ細かく競技がありまして、かなり熱い戦いが行われました。 1レーン4人を限度としているため、我がしろくまチームは5人のため、当然院長である私ははじかれまして、今年は写真に出ている「粂歯科医院チーム」に入れていただきました。 肝心のボーリングの内容に関してなんですが、それは、また来年の課題となりそうです。 粂歯科医院の院長先生、大宮さん、池上さん、ありがとうございました。 我々しろくま歯科医院はその後、忘年会へと会場を移しました。忘年会の様子はまた明日。 2005年12月17日 (土)スポーツ外傷対応マニュアル社団法人 日本学校歯科医会という団体から発行されている 「歯・口腔・顎顔面のスポーツ外傷対応マニュアル」という冊子があります。 今日はそれをまとめてみます。 学校生活を送る生徒に送られる「傷害見舞金給付」が一番多いのは「歯の外傷」だと言われています。 平成14年度の「傷害見舞金給付」の給付状況を見てみると、高校生は300件近い傷害の中で、歯科に占める割合は約125件、中学生では160件中40件近い数にのぼっています。 これは、学校側が生徒にスポーツを推奨する事は資質や能力を養い、生涯にわたるQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上に充分に補えるためです。このため生徒は活発に体を鍛え、能力の向上に努めて行きます。 その副作用として、激しいぶつかりあい、転倒等がおこり事故へと繋がります。 では、歯・口腔顔面外傷の対応を見ていきましょう。 1 歯の破折 救急ポイント:歯の神経が出ていて、出血しているかどうか? ①出血している→神経が感染しないように出来るだけ早く学校歯科医又はかかりつけ 歯科医へ ②出血していない→時間的に余裕がある 〔アドバイス〕折れた歯の破折片を持っていくと使えるときがある 2 脱臼(歯が抜け落ちそうな場合) 救急ポイント:顎骨に異常がないか、局所だけの問題かどうか。完全に抜けてしまっているかどうか。 ①完全に抜けている→汚れている場合には少量の保存液(なければ牛乳、生理食塩水、水道水は禁忌)に保存。再植の成功の成功率は抜けてからの時間との勝負になります。神経が出来るだけ感染しないように出来るだけ早く学校歯科医又はかかりつけの診療所へ ②抜けていない→学校歯科医またはかかりつけ歯科医へ 3 陥入(歯が歯肉又は骨のなかへ入り込んだ状態) 救急ポイント:外傷の程度が重篤な場合が多い。意識状態も要注意 アドバイス:意識の確認、外傷の消毒、学校歯科医またはかかりつけ歯科医へ連絡。口腔外科へ搬送してください。 4 顎骨骨折 緊急ポイント 外傷の程度が重篤な場合が多い。意識状況も要注意 アドバイス:意識の確認。外傷の消毒。学校歯科医又はかかりつけ歯科医へ連絡。口腔外科へ搬送 5 軟組織のけが 緊急ポイント 顔面や口唇の怪我も学校歯科医又はかかりつけ歯科医へ連絡。砂利や小石の除去を行う。感染に注意する アドバイス:唇と歯肉を結ぶ上唇小帯の裂傷も多いです。 このような傷害を充分に防ぐために、マウスガードの着用が効果的です。 2005年12月16日 (金)大学同窓会水曜日に、大学同窓会の地域内の忘年会がありました。 考えてみれば、初めて今の地で出会った歯科医師の先生方もこの同窓会でした。 あのころは、緊張していて、会が終了と同時にどっと疲れが出たものですが、 最近はむしろリラックスしている自分に気が付きます。 「少し緊張感が足りないなぁ~。」 反省しきりです。 このふぬけ感はたぶん地域の患者さんにも伝わっているのだろうな~。 初心に返り、身を引き締めて年末を乗り切ろうと思います。 しかし、連日連夜飲みが続きます。 自己管理もしっかりせねば。 2005年12月15日 (木)私のパソコン事情日々の生活の中で憂鬱な事ベスト5をあげると次のようになります。 1:渋滞中にトイレに行きたくなる事 2:車をぶつけた時、ぶつけられた時 3:歯の痛み、腹痛があるとき 4:寝不足 5:パソコンの調子が悪いとき 皆さんはいかがでしょうか? 最近とても憂鬱でした。それはパソコンの調子がとても悪かったからです。 私は、現在マッキントッシュ製とウィンドウズの2台を仕事で使用しています。マッキンントッシュは歯科の資料や研究を主に使用し、ウィンドウズは事務的な仕事 、メールの対応、このブログの執筆に使用しています。 今回調子が悪かったのはウィンドウズの方でした。このコンピュータはS社の物を使用しているのですが、このメーカーについてのよからぬエッセイを読んだ事があります。 評論家Fの書いた著書の中に、S社のコンピュータは、計ったように1年で故障すると書いてあったのです。このエッセーを読んだのはちょうどこのコンピュータを購入した時期と重なっていたので、「まさか、1年では壊れないでしょう・・・・・・・。」とたかをくくっていたのですが、現在、1年3ヶ月近く経ちましたが、現在まで初期化(購入した状態に戻す事)を繰り返す事3回。 本当に神話通りに壊れてしまうのかと、疑っている最中に今回の調子の悪さです。今回はマウスを動かしていないのに、ポインターが勝手に移動を始めてしまうのです。 これには本当に参りました。以前、このブログでも保存されるとなく、勝手に終了させられてしまい、文章が消えてしまうというトラブルがありましたが、あれも、これが原因でした。 最終的には、マウスを使ってドラッグしようとしてもうまく行かず 、カットやペーストすらままならない状態にまでになりました。 で、真剣に考えたのです。コンピュータを買い替えようかと。 しかし、このコンピュータは最低でも4年は使うつもりで購入していたので、その間に貯め込む「コンピュータ貯金」もまだ、全然貯まっていません。 年末で、お金がどんどん出て行く時期でもあるし。しかし、仕事ははかどらないし 、ストレスは溜まるし。 長いストレスの森を歩いているときに、税理士さんに愚痴をこぼしました。 「コンピュータが調子悪いんですけど、まだ、購入するのは早いですよね〜(ため息)」「・・・・・・・・・・・。」(税理士さん) 「ですよね〜 ハア〜(またため息)。」 「ポインターが調子悪いのでしたら、マウスの相性が悪いのかもしれませんよ。マウスを変えてみたらいかがですか?」 「え〜、でもマウスは純正のものですし〜。」 もう無理しても購入するしかないのか、修理するのは時間がかかるし、生活の支障が出そうだしな〜。 次の日にブログを書いていたら、立て続けで3回も文章が消える事件が起きました。保存しようとすると、ポインターが「すっ!」と横に移動して終了してしまうのです。 本当に泣けてきました。かれこれ1時以上同じ文章を書き続けていましたから。 「もう明日、新しいコンピュータの選定に入り、年末には、晴れて新しいコンピュータだ!」と決意を新たにしました。 しかし、既による遅いので、今日のところはとりあえずマウスだけ以前の物を使ってみようと思い立ちました。 税理士さんも言っていたし。 以前ほかのコンピュータで使っていた古いマウスを取り出し、付け替えました。 「あれ、ものすごく調子が良いな。あれ?」 初めての経験でした。マウスが壊れる事もあるんですね。しかも純正のものが。コンピュータは以前の調子が良いと時の様にするすると文章が書けました。既に買い替えるという気分なんかなくなり、今のコンピュータに愛おしい感すらわきました。 あ〜早まらなくてよかったです。 2005年12月14日 (水)家族の協力今回は、私の友人(http://blogs.dion.ne.jp/akiradentaloffice/)から聞いた話をします。 その話を要約すると、「大人が正しい虫歯のプロセスを知らないために結果として子どもの虫歯を増やしている。」というものです。 多くの大人が虫歯として理解しているのは、虫歯菌が槍を持って夜間就寝時に歯を攻撃している様なイメージを持ってしまっていて、現在の何の環境が本当に歯を悪くしているのかを知らないで、正しく子どもの歯を予防する事が出来ない状態にあります。その原因は大きく分けて二つあると言われています。具体的に検証していきましょう。 原因① 砂糖の取りすぎ 現在の子どもたちは砂糖の摂取量が極端に多くなっています(私もです 苦笑)。虫歯を減らすには日々の砂糖の摂取量をコントロールすることが大事になってきます。そのためには周囲の大人の協力が不可欠であることは言うまでもありません。 スウェーデン等の歯科先進国では大人と子どもの間に甘い物に冠関する約束事(協定)を作り、実行しているみたいです。(1週間に1度とか、外食の場合のみOKとか。) しかし、大人が思っているより子どもが甘い物をやめることは簡単であり、お母さんやお父さん又は歯科の先生、衛生士のお姉さんと約束することにより、子どもは砂糖を取らないように心がけることになります。 ここで大切なことは、もし子どもが目標を達成した場合、しっかり褒めてあげる事が大切だと言う事です。目指すべきは、砂糖そのものが悪いのではなく、自然界にある微妙な甘さを美味しいと思う子どもに育てる事が大切だと言うことです。 原因② 硬い物を食べていない 最近のデータを検証すると、近頃の子どもの永久歯の萌出時期(歯が生える時期)が年々遅くなっているということが判っています。その理由としてあげられるのが、硬い物を食べる機会が減少していると言うのです。 また硬い物を食べ続ける事により、咬合力(咬む力)の強化につながり、歯列育成(歯並び)や子どもが、味でなく、素材の旨味を自分で確認し、食べる喜びを見いだすことも出来ます。間食の制限に付いては帰ったら出来るだけ早く食事にし、おやつを与えない様にするか、ケーキよりお煎餅など甘くなく、しかも硬い物を選ぶ工夫が必要かもしれません。 食生活改善10箇条
2005年12月13日 (火)追求する人々2結局勉強会へ着いたのは、10時半でした。 会場は、オフィス街にあるため、日曜日は会場のビルは閉まっていました。 私は、その講演会場は以前良く通った事があるため、裏口から入ることは知っていました。遅れて言ったのにもかかわらず、受付の方が「遠いところ、わざわざすいません。」と非常に恐縮しているので、「恐縮するのはこっちだよ、本当に遅れてすいません」って感じでした。 午前中くまれているのは講義で、午後は実習です。 今回の勉強会の目的は、色彩です。 前回の勉強会でも同じ事をならったのですが、今回も、ダイレクトボンディング法です。メーカーが違うため、コンセプトが少しずつ違います。 今回の勉強会では、短い時間(診療時間)で、虫歯の歯をいかに治療を通して本物の歯の様に形作って行くかということでした。 ここでは、虫歯の下地の色を考慮に入れて、色を選択したり、キャラクタライゼーションといって、いかにも本物っぽく、わざと虫歯の様な色を付けたりしていくことも行いました。 1本の歯の色を、その専門家に見てもらうと、10種類以上の色が使われていることが多く、その識別能力を高める日々の努力が必要なようです。 患者さんにとって、治療した歯をまじまじと観察するのは、おそらく、治療した日がもっとも多く、多くは治療した歯の事は忘れて生活していると思います。しかし、患者さんが歯の治療が気にいらず、気になってしまうような治療を我々歯科医師がしているようでは問題だと思います。 我々歯科医師のこれからの仕事は、患者さんになるべく口の中の事を気にかけないような歯を提供し、満足して食生活を営んでもらうことだと再認識しました。 勉強会では、皆黙々と歯の勉強に勤しんでいました。我々が歯の特性を熟知し、審美を追求していくことで、患者さんの満足が得られ、我々も喜びを分けてもらえるのかもしれないと、勉強会に参加している間ずっと考えていたしろくま先生でした。 2005年12月12日 (月)追求する人々1 昨日の日曜日は勉強会のため、東京は田町へ行ってきました。 妻に駅までおくってもらおうと車に乗り込んだのですが、 2005年12月11日 (日)歯の欠損今回は、「DENTAL TRIBUNE」紙に興味のある記事が出ていましたので、ご紹介。 「閉経後女性における歯の欠損」 とてもショッキングな見出しです。以下に記事の要約を書きます。 バッファロー大学(米ニューヨーク州)の研究者がニューヨーク州エリー郡において行った横断的研究により、 「年をとっても歯を失いたくないのであれば、閉経後に女性は特に口腔衛生に特に気を配る必要がある。」 という事が明らかになりました。 この研究は、研究開始時に測定された歯周疾患の指標である歯槽骨(歯を支えている骨)の後退と、10年後の歯の欠損リスクの増大との関連が示されました。 106例の白人女性を対象に行われた同研究では、10年~13年後の経過を追跡調査しました。年齢、収入、喫煙の有無、ホルモン療法の有無、間食消費量、虫歯数などを調節したうえで分析したところ、閉経後女性においては歯周疾患による歯槽骨の欠損が歯の欠損のおもな原因であることが示されたとのことです。 歯槽骨が1mm後退すると、歯の欠損リスクは3倍高まったとのことです。 同研究の筆頭著者で、同大学歯学部口腔生物学のMine Tezal教授は、 「閉経後女性は、エストロゲン欠如、ホルモン療法、低骨密度など、歯の欠損に影響する特異な因子を有する部分母集団である。この集団においては、歯周疾患をコントロールすることで、歯の欠損リスクを大幅に低減できる可能性がある。女性が高齢になっても歯を残す事が出来れば、栄養状態や社会生活、自尊心を保つことにつながる」とコメントしています。 妊娠中にも女性は歯周病の危機を迎えることが多いです。やはり、体のリズム、ホルモンバランスを崩さないことが、口腔内のバランスを保つのも有効になるのかもしれません。 しかし、ここで気を付けなければいけないのは、白人女性の歯槽骨と我々アジア人の歯槽骨ではだいぶ骨の厚さが違うので、我々はさらに気を付けなければいけないと思います。 2005年12月10日 (土)それは誰のせい?私が日々、思っていることがあり、またそれを反省している事があります。 通院してくださっている患者さんにとって、一番大変な事は、「歯科は治療期間が長い」ということです。 そのことにより、治療費も馬鹿になりません。 患者さんに求められるのは、「自分は必ず良くなるんだ」という強い信念と忍耐力です。 しかも、歯科の症状は虫歯発生から痛みが出るまでの間、かなりの時間を要します。 「痛くなってから行けばいいや」と思ってしまう患者さんが多いのです。 たとえ、治療を開始したとしても、長い治療期間に耐えられず、途中でこなくなってしまう患者さんが非常に多いのです。 比較的短時間に終わる治療はそのようなことはすくないのですが、長い期間かかる治療の場合、最後まで通院出来る患者さんは3割もいないかもしれません。 では、この通院出来ない原因はなにかと言うと、わたしの考える原因は「歯科医師との信頼関係が弱い」のではないかと思います。 この歯を治療しなければ、どんなデメリットがあるのか?、口腔内の状況がどう悪く変化するのか?といった大事な事が充分患者さんに伝わっていないのではと日々反省しています。 逆に、今まで歯科の通院に関して挫折してきた患者さんが、私の歯科医院で最後まで通院できた時の喜びは、患者さんも大きいでしょうが、私もとてもうれしく思います。 やはり、信頼関係をしっかり築けなければ、長期間おつきあいすることは出来ないと思います。 ですから、歯科医師は時間が忙しくても、時間が無くても、説明の時間はしっかりとtらなければいけないと思いますし、患者さんももっと自分の体(歯)に興味をもって、どんどん質問するべきだと思います。 2005年12月 9日 (金)大ショック・・・・。先ほど、更新したブログの記事が、保存し忘れたばっかりに、半分消えてしまいました。 割と大変だったので、しばらく放心状態・・・。 大学院の時代に、徹夜して作製した、その日発表のレポートを保存と消去を間違えた以来の大失態。 今後は、注意します。なお、半分はそのまま後悔(公開)しておきます。 明日はしっかりやりますね。 歯の歴史3前回の歯科の歴史では、「縄文時代は虫歯が多かった」という話を書きましたが、今回は、「日本最古の虫歯予防手段」について。 日本で、最初に「歯を磨いた」と記されている本は、第64代円融天皇永観2年(984年)に丹波康頼(たんばやすより)が書いた「医心方(いしんぽう)」です。この本は、中国隋時代の巣元方(そうげんぽう)の「諸病源候論」を中心に。隋、唐時代の医書二百余冊、医師百余家の論を加えて完成した日本最古の医書で、現在国宝として保存されています。 この本の第5巻に、耳、鼻、目、口歯の諸病や口腔衛生法について書かれている。 その治齲歯痛方(むしかめはのいたきをちするほう)の項目に 「朝夕歯を琢(みが)けば齲にならない」 また「食事をしたときは数回含がい(うがい)をすれば、齲にならない」と書いてあります。 さらに、「鶏が鳴くとき(朝早くという意味)、常に歯を叩くこと三十六回、永くこれを行えば、歯は 2005年12月 8日 (木)鳥インフルエンザ5以前取り上げた「タミフル」の症状が、「インフルエンザ脳症」と酷似しているといいましたが、今回は、これを取り上げます。 「インフルエンザ脳症」は子どもが、インフルエンザに罹ったときに発症するもっとも重い合併症といわれています。脳は腫れて機能が低下し、意識障害が起こり、4人に一人は後遺症が残るといわれています。 インフルエンザ脳症が「タミフル」の副作用と似ているといわれる所以は、その前駆症状(病気の前触れ時期の症状)が非常に似ているのです。 以下にまとめて見ました。 1:泣き方、おびえ、不安
2:視力、視覚
3:言葉
4:表情
5:動作
6:睡眠
ちなみにこれらの9割が事前に痙攣を起こしていたという報告があります。 また歯科でもインフルエンザ時に飲むと危険な薬がいくつか存在します。そのため、歯科治療を受ける際に、薬を使わなければいけない治療を受ける際は一言声をかけてください。 歯科もインフルエンザも早めの治療が大事です。 2005年12月 7日 (水)口臭1あるアンケートで分かった事なのですが、成人にブラッシングする理由を質問すると「口臭予防のため」という答えが多く返ってきます。 口臭は非常に微妙なもので、自分の口臭は気にならない事が多いのですが、他人の口臭は良く分かるのです。なぜか。 しかも、この口臭というものは、家族や親類であっても指摘しずらいものです。だれしもそんな経験があるために、自分の口臭を気にするのでしょうか? では、口臭の最大の原因はそのようなものなのでしょうか? 口臭の主な原因は揮発性硫黄化合物(VSC)といわれる物です。難しくいえばメチルメルカプタン(舌かみそう・・・。)、硫化水素、ジメチルサルファイドなどです。 これは、食後の食べかすが口の中の細菌(プラーク)によって簡単に腐敗発酵を起こし、培養してしまいます。これが口臭を起こします。 口が臭う原因は約3つあります。 1:生理的な口臭
2:病気が原因で起こる口臭(改めてブログで紹介します) 3:食べ物による口臭
「自臭症」という病気があります。これは、実際には口臭がないのに、本人は口臭があると思いこみ、対人面で生涯がでる病気です。歯科医院においての治療はカウンセリングが中心になります。また、心療内科でも受診が可能です。 番外編2:人が悪臭と感じる物にはどんなもがあるのでしょう。
私も、ネットや文献でたくさんの口臭の原因を確かめましたが、多くは自臭症に含まれるのではないかと思います。コップに自分の息を吹き入れ、そっと手で覆い、そっと嗅いでみてください。これで臭わなければ、たぶん大丈夫でしょう。 2005年12月 6日 (火)2005年12月 5日 (月)煙草と健康1最近話題になっている本に、「禁煙セラピー」という物があるそうです。 なんと、読むだけで禁煙が出来るという凄い本みたいです。 近頃は喫茶店、デパート、病院等で全面禁煙の所も増えてきていて、喫煙者には辛い時代が来ているのかもしれません。喫煙する場所を求めて、さまよい歩く「禁煙難民」という人々も出てきているということです。 しかし、この日本社会をあげての禁煙行動は、体にとっては諸手をあげて歓迎出来る現象かもしれません。 少し、古いデータになりますが、1997年に東京都が20歳以上の3000人について調査したところ、20代の女性の喫煙率は33.3%、30代女性で28.9%、40代女性で26.3%と20代の喫煙率が激増しているのが現状です。 喫煙が及ぼす口腔内の状況としては、次の様な状況が考えられます。
しかし、それに反比例するかの様に、歯の世界では審美歯科がもてはやされています。ホワイトニングや歯科矯正等です。 いくら歯を白くし、歯並びを変えても歯肉が真っ黒で、腫れていたら魅力のある口元にするのは困難です。また、喫煙により皮膚の老化が促進してしまいますので、みずみずしい肌を維持するのも難しいといわれています。 やはり、真の美しさを求めるには、体の中から浄化していくしか方法はなさそうです。禁煙をするのは難しいとはおもいますが、是非挑戦してみてください。 2005年12月 4日 (日)歯の歴史2このブログは、少しでも皆さんに口の中に興味をもってもらって、「食べなきゃ人間生きられない」ということを再確認してもらうために始めました。しかし、堅苦しい話ばかりじゃ飽きてしまうので、「歯科の歴史」をたまに、ご紹介いたします。 昔の歯磨きの環境が良くなかった人々が、きちんと歯を磨こうとしていたのだから、僕ら(私ら)もしっかり磨こうよ。って事です。 1回目は「縄文、弥生時代に虫歯が多かった訳」です。 早稲田大学には縄文時代後期(紀元前2500~1100年)の30歳前後の女性の下顎骨が保存されています。 この下顎骨、あまりにも虫歯が多いのです。今までの研究では縄文時代の虫歯の発生率は平均で1~2.5本で、3本を越えることは無いといわれてきました。 しかし、最近の新しい研究から縄文、弥生時代に意外に虫歯の発生が多い事が分かってきました。 その原因の主なものは食物の種類、料理法にあることも分かってきました。 この時代の人は、でんぷん質を多くとっていたことと、それをクッキー状、粥状にして食べていたので、これがデンタルプラークとして歯に付着し、「糖質型=砂糖型虫歯」が多かった見たいです。 この時代にはまだ、歯の間に入った食物を棒状の物でとる習慣はあったけれども、歯面を清掃するという習慣は無かったということなのです。 糖質によって虫歯になるというのは何とも現代の話ににていますが、でんぷん質を多くとっていたのは驚きです。 次回の歯科の歴史は「日本最古の虫歯予防法」です。 参考文献 長谷川 正康 「歯科のおもしろ読本」より 2005年12月 3日 (土)ためになりました。先週の日曜日に、福島へ勉強会へいってきました。私の住んでいるのは、福島県の郡山市ですから、福島までは車で約1時間くらい。 非常に、天気の良い日で、久しぶりのドライブを堪能しました。すっかり今日が勉強会だということを忘れていました。 事前に手に入れていた資料を見ると、会場は3階A会場。でも実際行ってみると他の勉強会。勉強会の時間は刻一刻とせまります。会場は見つからないし、トイレには行きたいし。軽いパニック。自分に「急がば回れ!」と言い聞かせ、1階の総合案内所へ。 当日の諸事情により4階へ移動したらしい。当然会場はすでに埋まっていて、良い席はもう埋まっていた。いつも勉強会では、一番前が好きなのに・・・・・・・(涙)。 今回の勉強会の内容ですが、ダイレクトボンディングの講義&実習です。 ダイレクトボンディングというのは、直訳すると直接接着するということですが、少しわかりやすく解説すると、近年の歯科の流れというか、動きというのはだんだんメタルフリー(金属を使わない)診療へとシフトしています。金属アレルギー、歯の破折、2次虫歯、審美(見た目)といった観点からです。 そのため、以前は小さな虫歯でも、削って、型を取って、金属を入れるといった行為が行われていたのですが、最近は、「即時に白い物を詰めて、しかも見た目も良く」といった方向へ変わりつつあります。 私は以前からこの診療をしているのですが、やはり私の中で確立されきっていないためか、いくつか悩んでいること、疑問に思っていること、どうしたらもっと綺麗にできるかとなど、自分の中で未解決の多い診療でした。 今回の勉強会では、完全に自分の悩みは解決出来なかったのですが、かなり満足のいく勉強会でした。普段から診療しているため、多くの知識を望むことは難しいのですが、一つか二つ「なるほどね」と言うことがあれば、かなり得した気分になります。 今回の勉強会では「なるほどね」の連発でした。 歯科の治療で他の科と違うところは、「歯という硬組織を削る」という行為が入ります。どうしても、削った以上は元に戻さなければいけないため、必ず埋める材料が必要になります。 埋める行為自体、昔は金属を使用していたため、あまり感じなかったのですが、今は、白いレジンといわれるプラスチックを歯に接着していかなければいけないのです。 歯というのは構造的にいくつかに分かれます。一番上はエナメル質、次は象牙質というように。今回習っている治療というのは、歯に材料を直接接着しなければいけないため、接着剤にも非常に注意が必要なのです。エナメル質と象牙質では接着の仕方、考え方が微妙に違います。びみょ~に。 よりよく接着しなければ、「知覚過敏」、「咬合時痛」、「レジン性歯髄炎」と言った痛みを伴うことが多いのです。各材料メーカーは、「良く接着し、しかもはずれにくい充填物を提供」しなければいけません。そのために、この接着剤で、このレジン(プラスチック)の組み合わせが良いというものを開発・研究し、我々歯科医師にプレゼンを行っているのです。 今回の勉強会も材料メーカーが協賛していました。そんなもの説明書読めば言いじゃんって感じるのですが、そこに先生のノウハウが詰め込まれているのです。水はこのタイミングでかけるとか、レジン(プラスチック)を詰める手順とか、多くの経験を積まないと体得出来ない技がすぐに身に付くのです。勉強会は便利です。 残念ながら、今回使用した材料はすぐには、今の診療には取り込めないという結論に達したのですが、その取り組み方のノウハウはすぐに診療に取りいれました。すでに結果が出ています。たいした物です。 今月もまだいくつかの勉強会を予定しています。その都度、お知らせして行きます。 2005年12月 2日 (金)ボールペンが(涙)。 週明けの月曜の事です。いつもの様に、新しい白衣に着替えようとしたときです。 私も患者さんの対応に出来るだけ答えなくてはと思いました。 |
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