歯周病と全身疾患に係る研修会
かなり前の事になってしまうのですが、一応ご報告まで。
2月1日に郡山市保健所4階大ホールにおいて東京医科歯科大学名誉教授で、現在綜合南東北病院オーラル・ペリオセンター長でもある和泉雄一先生をお招きして、「全身疾患のリスクファクターとしての歯周病」の演題にて開催されました。
今回は、当会会員以外にも医師会、薬剤師会、歯科衛生士会、歯科技工士会、行政関係者にも門戸を拡げ、参加者102名となりました。
渡部光弘郡歯副会長の司会進行のもと、伊藤克紀郡歯会長、根本匠前厚生労働大臣の順に挨拶がありました。
講演の内容ですが、我々歯科医師が日々取り組んでいる歯周病についてもっと細分に渡り解説、その中で口腔という領域から全身疾患へ波及する過程を項目ごとに分けて説明された。今回は歯科関係者以外も多く参加しているということからあ、歯周病の基礎的なバックグランドの知識、それから当会に向けては、歯周病治療最前線のトピックを説明。歯周病とは体内に存在する慢性炎症の1種と言うことを認識してもらい、それがどの様に全身疾患のリスクを高めるかについて解説していきました。
数ある歯周病と関わりがある全身疾患の中で、「歯周病と心臓疾患の関係」「歯周病と糖尿病の関係」「歯周病と妊婦(早産の原因)との関係」の3つに絞り解説を頂きました。
最後は、歯周病の治療方法および自宅でも出来るメインテナンスを分かりやすく説明頂きました。
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