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しろくま先生のブログ
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2012年12月22日 (土)

しろくま歯科医院インターネット事情

先日、当院にTポイントカードを設置したお話を書きました。

今日はその時の設置の事です。
Tポイントカードを設置するので、もちろん設置場所は受付ということになります。
Tポイントカードの端末は、インターネット接続をしなければいけないのです。
なんと、受付にインターネットに接続するジャックが全くないことに気がついたのです。
当院のインターネットの端末は、診療室のメインパソコンの下に集中していて、そこから家中に配線を巡らしています。
受付にあるインターネットのジャックと思われたものはジャックではなかったのです。
そこで、何とか受付にインターネット配線を持ってくる妙案はないか考えてみました。
歯科医院というのは必ず一段高く作られているのをご存じですか?
入り口にはかならず階段があったり、スロープがあったりします。
それは、歯科用のユニット(診療台)の配管が地下(床下)を通る仕組みになっているのです。
歯科医院の床下には電気や水道管が張り巡らされているのです。
私は、医院を設計した大木設計事務所の大木さんに連絡しました。
床下からインターネットの配線をすることが出来ないか?と相談したのです。
夕方、診療終了後に大木さんは工具をもって来院しました。
私が、諸事情を説明し、壁に小さな穴を開け、メインのジャックからケーブルを床下にいれて、受付に出したいのだがと説明しました。指示をいただければ、私が床下に入っていき操作をするのでと。
そこで、大木さんは、私に『先生みたいな太った人が入っても無理だよ、私の方がスマートだから私が行きますよ』とのこと。かなり失礼な人だなと思いながら(まあ、本当のことなのでしょうがないっす)、まあ、この家を設計した人が言うのだから、私では無理なんだろうなとあきらめました。
そこで、大木さんが工具をもって床下へ入っていきました。
最初の写真は床下へ入っていく大木さん。
Img_0362
大木さんは10分ほどで出てきました。
これは、プロに頼まないと難しいとのこと。無料で行う仕事ではないと言うのです。
しかし、私は切羽詰まっていました。本日からTポイントの契約が始まっていましたし、もう年末なのでこのままプロに頼むと来年1月以降になるのは目に見えています。
どうしても諦められない私は、自分で行くことにしました。
実は、私は極度の閉所恐怖症なのです。
本当は怖くて怖くて仕方がなかったのですが、やるしかありません。Img_0365
中に入ると埃っぽいのと、まっ暗で早くも怖くなってきました。
懐中電灯で照らしてみると、床下には多くの配線やら配管が縦横無尽に走っています。
とても私が入っていけるすき間は無いようです。
しかし、諦めるわけには行かないので、口に懐中電灯をくわえて、慎重に観察することにしました。
すると、2カ所ほど自分でも入れるすき間があることに気がつきました。
そのすき間を通って奥へ奥へ進み、配線が出ている場所を見つけました。
入口と出口の配線です。
入口の方は、ドリルで配線1本分しか穴が開いて折らず、新しい配線を入れるとなると新たな穴を床にあけることになります。床に穴を開けるのは可能だと思い、床下の狭い空間から片手でドリルで穴を開けることを試みました。
しかし、穴を開ける位置が自分の体から遠く、腕を伸ばして重いドリルを操作するのは無理でした。
そこで、入口は一端諦め、出口の捜索に向いました。一度、体を戻し、戻し、這いながら5メートル先の受付方面へと向かいます。
受付方面の床下には、ビニールのホースが出ていました。このホースに多くの配線が入っており、このホースに配線を通せば受付まで配線がいきそうです。
しかし、このホースの中に、インターネット用の配線が入りませんでした。ホースの太さが足りませんでした。
ここで、一端作戦を考えようと外に出ました。
大木さんに相談して、綺麗に配線を行うのではなく、床の目立たない場所に直接穴を開けてしまい、床下から配線を行うという事ならいけそうだということになりました。
実際、床下の配線場所まではいけましたので、配線さえ通れれば問題ないはずです。
そこで、大木さんに床下に張り巡らされている基礎に傷を点けない場所を確認してもらい、配線が通だけの穴を2カ所開けてもらい、私が再び床下で、入口の配線を受け取り、這いつくばりながら、出口に向い、配線を出しました。
見事に自分たちだけで、配線工事を行ったのです。
こうして、見事にTポイントカードを設置することに成功しました。
協力をしてくれた設計士の大木さんには感謝しています。
最期の写真は、ほこりまみれの私の写真。顔が晴れ晴れとやりきった感満載です(苦笑)Img_0368
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