歯科治療の治療期間
歯科治療の欠点というか、特徴というか、宿命というか、とにかく一番の問題は治療期間が長いということ。
メンテナンスなどを考えると一生終わらないものかもしれません。
矯正治療や難しい顎機能を含む治療などは何年と掛かってしまいます。
他の科(内科、外科、整形外科)などで考えてみるとこれはかなりの重傷な期間に入ります。しかし歯科では当たり前の日常です。
そこで、今回のブログで訴えたいのは、あらかじめ余裕を持って診療を受けてもらいたいということです。
例えば、今月何日に結婚式があるのでそれまでに治療して欲しいとか、何日に出張がるのでそれまでに治療して欲しいというオーダーはきわめて厳しいのです。
結婚式ならば最低半年前。少なくとも3ヶ月前。明日までに、週末まで、月末までになんてのは論外です。
歯科は組織(歯肉)の再生をまって次の治療に進む場合が多いので、短時間では結果が出にくいのです。
お願いですから余裕をもった治療計画を立ててください。
命に関わる事が少ないので、過小評価されているのかもしれませんが、とにかく歯科は時間がかかります。すぐには治せません。
出来ないものは、出来ないのです。魔法使いではないので。
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