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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2011年8月31日 (水)

脳梗塞

今朝は、ひどい頭痛がして、ひどい体調不良。

でも、仕事、仕事と自分に言い聞かせ、ベッドを出ました。

で、そのときNHKのテレビで特集していたのが、『脳梗塞』。

まさか自分は大丈夫だろうかと心配に。

もうそんな歳なのです。

悲しい。

2011年8月30日 (火)

学術講演会に参加して

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先日の日曜日に、福島県歯科医師会にて行われた学術講演会に参加してきました。

今回の講演を行ってくれる先生は、外傷の治療で有名な愛知県の月星光博先生。なかなか東北で聞ける講演ではないので、喜び勇んで出かけていきました。

今回の会場となる福島県歯科医師会は、新しく完成したばかりで、まだ一度も行ったことがなかったのです。案内のプリントには、『会場の駐車所には限りがあるので、出来れば公共機関をりようして~~~』との案内。

しかし、福島市内の地理にそんなに詳しくない私は、早めに出かけて、駐車場をゲットしようという作戦にしました。

私の不覚は、前日の夜、すこし夜更かしをしてしまって、朝起きる時間が遅くなってしまったことです。それでも開始予定の2時間前に出発することが出来ました。

会場に到着したのは、開演1時間前。駐車場はあと5台分くらい余裕がありました。ぎりぎりセーフです。

しかし、この新しい福島県歯科医師会館の立派なこと。会場となる研修会場もとても大きく立派。講師の月星先生もとても感心していました。

1時間前だったので、席に着席している先生はほとんどいらっしゃいませんでした。そのため、一番前の席を確保、時間までゆっくり読書をすることが出来ました。

講演は『外傷歯の判断と治療』です。

Dsc00993内容は、外傷歯に対するアプローチ。考え方。月星先生は、世界中にて講演されているそうですが、その内容のすばらしさに感動してしまいました。

外傷歯の診断は、とても難しいのですがしっかりとした、診断技術を持ち、それなりのスキルを身につければ、かなりの患者さんの苦痛を取り除けると実感。

感心したのは、経過観察の重要性。外傷は、歯牙が感染したわけではないので、歯の変色があったとしても、神経を抜く処置は、必ず必要な訳ではなく、きちんと検査診断を行い、慎重に判断して治療をするべきとのこと。

それと、歯牙の亜脱臼に関しての神経の診断に関してもとても参考になりました。この技術をしっかりと習得すれば、まだまだ削らなくても良い歯(救える歯)を増やすことが出来ると確信。

とても良い講演でした。

今度は、是非、お金を払い、しっかりとした研修を受けてみたいと思います。

今回は、歯科医師会の学術委員の先生のおかげです。こんなに良い研修を企画してくれて。

また、学術の先生に聞いたことなのですが、月星先生も個人的に福島県に多大な寄付を震災の時にされているとのこと。

かなり人間も出来ていらっしゃる。

月星先生ありがとうございました。

2011年8月29日 (月)

プライベートでのパソコン使用率

先日、仕事場のパソコンが故障して新しいパソコンと交換したという話題を書きましたが、時を同じくしてプライベートで使用していた自室のパソコンも故障してしまいました。

そのため、仕事場にいない休日や夜間にメールや調べ物をすることが出来なくなってしまいました。

しかも、完全にパソコンが壊れてしまい、復旧が不可能なのです。

でも、気分的にはなぜか解放された感じ。仕事が終わってからでも仕事のことを考えていることが多かったので。

当分、プライベートでのパソコンは購入しません。

自室のパソコンがなくなってから、なぜか精神的に快適なのです。

パソコン中毒だった私にしてみれば不思議な感覚です。

しばらくこの感じを楽しみたいと思います。

2011年8月28日 (日)

同窓の食事会

東京の出張から戻った後、駅前の『魚紋』という割烹にて、東京歯科大学福島県の同窓会の食事会が行われました。

この食事会はだいたい2ヶ月に一度行われるのですが、皆の親睦を深め合うことを目的として行われています。

新鮮な魚介を堪能し、福島でもこのような新鮮なものが再び食べられることが出来ることを深く感謝しました。

会では歯科医師会の報告などが行われましたが、特に問題は無く、和やかに進行いたしました。

しかし、皆の話題の中心は、原発のことと、自分の子供たちのこと。どこも状況は一緒です。

閉会の挨拶の際に、今村先生の言葉がとても印象的でした。

『こうして、また皆で集まり、和やかに笑い声が出てきたことはとても喜ばしいことです。』

本当に、皆よくここまで立ち直ったものです。

2011年8月27日 (土)

ジェノサイド

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高野和明さんの著書『ジェノサイド』を読了。

とてつもなく面白い本でした。ちょっと疲れたけど。

何しろ、600ページ近いボリューム。

その舞台となるのは、アフリカ・コンゴ、日本、アメリカ。

始まりは、イエーガーという難病の子供を持つ傭兵の話から始まる。治療費を稼ぐために、危険度の高い民間の護衛勤務が仕事。そのイエーガーに短期間での高額で危険な仕事が舞い込む。しかし、寿命の尽きそうな我が子との再会を選択するかで悩む。しかし、すこしでも延命を望むならもう少しお金がかかることがわかり、高額な仕事を受けることにする。

同じ時、日本では薬学の大学院生、古賀研人。急死した父から、謎のメールが届く。極秘で行っていた研究を引き継いで欲しいとのこと。この研究の意図がわからないまま、ずるずると事件に巻き込まれていく。しかし、この事件の課程で自分の生き方、父の残した疑問が明らかになっていく。

ホワイトハウスでの生活が始まった大統領バーンズ。朝の恒例の『大統領日例報告』にてハイズマンレポートですでに警告されていた「人類絶滅の可能性、アフリカに新種の生物出現」という報告を受ける。最初は全く相手にしていなかったバーンズだが・・・・。

この作者、とにかく参考文献を読みまくっていることがよくわかる。それぞれのディテールがとにかく詳しい。そのため、臨場感がありありと書かれているので、読みながら、作中の人物の気持ちがダイレクトに伝わってくる。とにかくハラハラどきどき。面白く、そして疲れる、映画のような小説。でも映画では表現出来ない場面も多数出てくるので、映画以上だな、こりゃ。

とにかく体力がある方には是非おすすめ。とても楽しめた1冊。

2011年8月26日 (金)

インプラントプランニングセミナー

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先日の水曜日の午後は臨時休診にして、品川で行われる三好先生のインプラントプランニングセミナーに参加してきました。

今回のセミナーでは、ノーベルバイオケア社のインプラントを初めて使用する先生方の発表が相次いだため、基礎的な、大変重要なポイントを三好先生が講演してくれました。

基礎をもう一度復習することが出来て、とても得した気分。

やはり、根底に流れているものは基礎。これがしっかりしていないと将来的に不安になる。

基礎をしっかり身につけて手術を行う時と行わない時では、インプラントのメインテナンスや耐久年数に大きな隔たりが出てくる可能性もある。

今回は、体調不良の中、参加して良かったと実感しました。

その後はホテルへ一直線に帰り、すぐに寝ました。

次の日の目覚めはなんと朝10時。完全に寝坊です(汗)。

ホテルの朝飯の時間も終了していました。残念。

2011年8月25日 (木)

だいぶ落ち着いてきました。

ここ何日かの診療は、お盆休み前の慌ただしさから解放されてきてだいぶ落ち着いてきました。

お盆休み前は、休みに入る前に処置をしたい患者さんが殺到していましたから(笑)。

今は落ち着いて診療しています。

この時を利用して、早めに体調を整えて行きたいと思います。

2011年8月24日 (水)

午後休診となります。

本日午後は、研修会参加のため臨時休診となります。

ご迷惑をおかけいたします。

26日(金)より通常診療いたします。

よろしくお願いします。

しろくま歯科医院

院長 猪狩弓彦

2011年8月23日 (火)

空回りの休日

先日の日曜日は、大雨に見舞われました。

実は、日曜日は久々に自転車に乗ろうと思っていました。

ここのところ、自転車に全く乗れていません。

しかし、整備はしっかりと行っていました。

土曜日の夜は、次の日の自転車のことを考え、にやにやしてしまいました。

しかし、土曜の夜深くなってくると、急に雨が落ちてきました。

しかも大雨。

次の日早朝、目が覚めると外は大雨。

またも自転車は駄目です。

ここのところ、まったく自転車運に見放されています。

何とかならないでしょうか?

2011年8月22日 (月)

今日はとても寒い

あの暑さはどこへ行った?というほど肌寒い朝です。

過ごしやすいといえばそれまでですが(笑)。

ここのところ、頻繁に起こる余震に戦々恐々。

本気で怖いです(苦笑)。

2011年8月21日 (日)

読み込みを行っています。

腱鞘炎が発症してからは、パソコンを使った勉強が難しくなってきました。

いつもの勉強法は、気になっている論文などをパソコンに打ち込み、それをプリントアウトして、さらにそれを読むという流れでした。

しかし、キーボードを使うと、手首や親指が痛むので、最近は、まったくパソコンを使わなくなってしまいました。

最初は、しばらく休憩のつもりで、好きな小説などを読んでいたのですが、ちょっとそれにも飽きたので、論文をじっくり読み込むことにしました。

ただ、気になるところは、雑誌や論文に直接鉛筆で書き込んでしまうので、かなり汚れてしまいます。

まあ、誰にみせるでもないので、かまいません。

しかし、こうして広範囲に読み込むと、まったく知らないことが意外と多い。

これは、焦りますなあ。

2011年8月20日 (土)

やはり早めの対応でないといけないね

この研修会に参加すべきか、やめようか1週間ほど悩んでいたんです。

でも、一期一会で、よい出会いやあたらしい発見があるはず。。。。と思い直して申し込みを行いました。

結果は、『もう満員なので、キャンセル待ちです』とのつれないお答え。

やはり、行きたい、勉強したいと思ったら躊躇せずに申し込まないといけないですね。

良い勉強になりました。

しかし、駄目と言われると、行きたくなるな~~~。

2011年8月19日 (金)

激しい雨に目が覚めた

昨晩のことです。

時間は夜中の3時過ぎ。

急に屋根から『バラバラバラバラ~』と機関銃でも照射されたかのような轟音が響きました。

自然災害に敏感になっている私は、その音に飛び起きました。

すぐに子供の場所を確認し、抱きしめました。

冷静になって、音を聞いてみると雨の音のようでした。

それにしても凄い雨。

本日もかなり長期的に雨が降る模様です。予約をされている患者さんは無理をしないでくださいませ。

来院される場合は、足下が滑りやすくなっていますので、十分お気をつけて来院してください。

2011年8月18日 (木)

成長を見守る楽しさ

夏休みに入ると、お子さんの患者さんがとても多く来院されます。

子供の診療をするのは、大好き。

私も開業9年目に入ると、いろいろと楽しみが出来てきました。

それは、開業当時まだ生まれたばかりの子供だったのが、今は小学生になり、すっかり大人らしく成長していくことです。

当時は、言葉もしゃべれなかったのに、しばらくすると、幼児言葉になり、わがままを言い、そして今は私に気を遣い丁寧な言葉遣いになっている。

本当に子供の成長を見守るのは楽しいものです。

いつの日か、自分の子供たちを連れてくるのでしょうか。。。。

本当に楽しみです。

2011年8月17日 (水)

昨日の診療

昨日の診療は、お盆休み明け初日ということもあって、非常に混み合った一日でした。

とくに、痛みのある飛び込みの患者さんが多く、非常に混雑いたしました。

診療予約通りになかなか進むことができず、かなりご迷惑をおかけいたしました。

私個人としては、お盆休みでかなりリフレッシュすることが出来ていたので、とても充実した一日でした。

まだまだ暑い日が続きそうですが、がんばりたいと思います。

2011年8月16日 (火)

今日から診療スタート!!

お盆休みが終わり、今日からまた診療をスタートします。

とてもリフレッシュできたお盆休みでした。

また、後半戦がんばりますよ!!

2011年8月12日 (金)

虐待の事件を目にするたびに思うこと。

最近、また親の虐待によって死亡してしまう子供の事件があったことを知りました。

その亡くなったお子さんは、2歳で体重が5.8キロしかなかったそうです。

しかも、亡くなった間接的な原因として、餓死ということです。

解剖の結果、胃の内容物には、オムツ用のゼリーが入っていたそうです。

よほど、お腹を空かせていたのですね。

本当に可哀想で、可哀想で、めまいがしますし、泣きたくなります。

きっと、このお子さんは食事を与えられなくても、虐待を受けていても、親を愛していたと思います。なついていたと思います。信じられる人間は親しかいないんだもの。

それなのに。

人間は、意味があってこの世に生を受けているのだと思います。

この子の短い人生は、どんな意味があったのでしょう。

このような虐待によって子供を死に追いやってしまう親には特徴的なことがあります。

無職か、定職に就かない親が多いということです。

やはり、子供を授かるということは、最低でも子供の人生に対して責任を負ってもらいたいと思います。

子供を育てるということは、『かわいい』だけではないのです。辛いことも多いです。でもそれを乗り越えて、育てていくものだと思います。私は。

最初に虐待して親は、こうも言っていたそうです。

『自分の子供より、猫の方がかわいかった』

もう、言葉がありません。

2011年8月11日 (木)

お盆休みについて

しろくま歯科医院では

8月11~15日までお盆休みをいただきます。

16日(火曜)より通常診療いたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

しろくま歯科医院

院長 猪狩弓彦

2011年8月10日 (水)

下町ロケット

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第145回直木賞受賞作の池井戸潤著『下町ロケット』を一気に読み上げた。

さわやかな読了感。うるっとくるラスト。

プロットもしっかりとしていて、全く飽きさせない。

さわやかな1冊。

この下町ロケットの舞台となるのは、佃製作所という下町の中小企業。ここの社長は、以前宇宙工学の研究をしていた研究者。ひょんなことから、実家の佃製作所の後を継ぐことになり、今は経営者。しかし、この下町の町工場の取得していた特許がとても価値あるすごいものだったのです。この特許がないと、最新のロケットが飛ばない。

ロケット製造を政府から委託されている巨大企業との特許を巡る攻防。そこで社長の佃は本来の自分の夢を取り戻すチャンスを見つけ出す。多くの反対に遭いながらも・・・・・・。

というような内容。

読みやすく、なるほど直木賞という感じ。

夏の暑さを吹き飛ばす清涼感。

たまりません。

是非ご一読を。

2011年8月 9日 (火)

電話回線が故障していると・・・・。

昨日一日中電話機線が故障していました。実は本日もまだ故障中です。

原因は、2日前に発生したゲリラ雷雨です。

これで回線がダウンしてしまったようなのです。

電話回線がダウンしてしまうと、実は大変なことが多く起こります。

ここでは書けませんが・・・・・(苦笑)。

一番苦労したのは、電話のベルは鳴るのですが、受話器を取っても『ツー、ツー』という回線音しかしなく、すぐに切れてしまうこと。

そのため、患者さんは何度も電話をかけてくることになります。本当にご迷惑をおかけいたしております。

そのため、昨日は、ずっと電話が鳴りっぱなしでした。

電話が鳴るたびに、『患者さんに迷惑をかけているな~』と気が気ではありませんでした。

回線の状態はあまり芳しくなく、本日別の業者が修理にくることになっています。

お盆休みの前の忙しい時に、こういった事態になるんだよな~毎年weep

2011年8月 8日 (月)

おしらせ

現在、昨日の悪天候(雷、豪雨)により、電話機線が遮断され、連絡が取れにくくなっております。

早急に改善するよう努力いたしております。

つながりにくいとは思いますが、ご了承いただきますようお願いします。

しろくま歯科医院

2011年8月 6日 (土)

ソーシャルネットワーク

昨晩、子供たちが早々と寝てしまったので、先日レンタルしていた『ソーシャルネットワーク』を観てみた。510xk9d4ql__sl500_aa300_

この映画を借りようとおもったきっかけは、監督のデビッド・フィンチャーが大好きだから。とくに『セブン』や『ファイトクラブ』など、いまでも時々自宅で観るほど好きな作品が多い。

映画の冒頭、いきなり、主人公マークが彼女と喧嘩を始めてしまう。この会話のやりとりを観ているだけで、このマークザッカーバーグという人物、ただ者とは思えない。とにかく早口、とにかく理論的。この映画を批評したほかの方も言っていたが、アスペルガー症候群のよう。

本当に鈍感な私。この映画を観て気がついた。最近やけにfacebookが流行っているのはこの映画のせいだったのか。なるほど、納得。ザッカーバーグ流に言えば、日本も制覇したのね。

ザッカーバーグは今や個人資産で1000億円以上持つビリオネアーだけど、こうした性格でないと築けないのかもしれない。大きなお金を動かすのに、情や遠慮は危険なだけかもしれない。

私も結構人見知りが激しいので、このザッカーバーグに感情移入して鑑賞してしまいました。

後半に、『やはり、ちょっとやり過ぎか?』と気づくところとがあるのだけど、そこら辺から徐々に人間らしく(?)なっていき、天才で人の話を聞かない生意気な性格なのに、新人の弁護士の説得に素直に従ってしまう下りは、この映画の見せ場だと思うし、彼の成長した重要なシーンのような気がしました。

しかし、共同経営者だったエドゥアルドは災難でした。最後は和解したそうだけど、友人に裏切られ、友人を告訴する気持ちってどんな感じなんだろう。自分だったら辛すぎる。

そんなこんなで、デビッドフィンチャーにしては異質な映画でしたが、とても楽しめました。

2011年8月 5日 (金)

暗闇の蝶とラストターゲット

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私の住んでいる郡山では、芸術性の高い映画はあまり上映されないのです。

おそらく、収益が上がらないのがその理由だと思います。以前に娘とスーパー戦隊シリーズの映画(子供向け)のものを見に行ったのですが、とても多くの家族連れが来館していました。まさにドル箱って感じ。

別にそのことを非難している訳ではなくて、それはそれで仕方が無いと思います。私が郡山で映画館を経営するとすれば、たぶん同じことをするとおもうから。

そのため、観たい映画はほとんど、DVD(ブルーレイ)か、東京の映画館で鑑賞することになるのです。

最近で観たいなと思っていた映画に『ラストターゲット』という映画がありました。ジョージクルーに主演のアクションサスペンス。

いろいろな映画評のページではそれほど評判が高くなく、期待度は今ひとつという感じでした。東京でもそれほど多くの映画館では上映されていなくて、映画評と映画館数は比例しているのだなと思っていました。

まあ、実際に観るのは、何年か経って、気が向いたらDVDで。。。。。と思っていました。

ところが、東京での研修が終了し、時間が空いたので有楽町で買い物でもしようかと、駅のホームを歩いていたら、ホームから見えるビックカメラの入り口に、この映画の看板が見えました。

時間もあったし、上映期間がもうすぐ終わるとのこと。しかも映画上映があと10後という好条件。これは観るしかないということで観てきました。

この映画、前評判が非常に芳しくないとは先ほど書きましたが、私は全くの逆でした。映画をそれほど観ていないということもあるとは思いますが、私は今年一番の映画でした。とてもすばらしかった。

この映画、会話が少なく、ストーリーの説明もほとんど無い。黙々と、しかし淡々と映画は進んでいきます。ジョージのいつものチャーミングな笑顔も封印。映画の説明がないので、映画の進行について行けなくなりがち。集中力がとてもいる映画です。

映画の内容は、割愛しますが、見終わった後に、これはたぶんDVDかブルーレイを購入するなと思いました。これは間違いなく男の映画です。

説明の少ない映画だったということと、もう少し深く、この映画の世界を知りたいと思い、後日、この映画の原作本『暗闇の蝶』も購入し、熟読しました。

海外小説は、もともとその国の言葉で書かれています。微妙な言葉の言い回しを完璧に翻訳するというのは難しいです。

でも、そのことを理解しつつ、丁寧に読み進めていくと、難解なパズルを解いていくようでとても趣があって、大変楽しい。

この小説もイタリヤの言葉と英語が入り交じっているので、読むのにとても時間がかかりました。

本の後半にいくと、だんだんと読むことが楽しくなり、時間を忘れて読み込みました。やはり、小説の世界の方が奥が深かったです。このラストターゲットは、この『暗闇の蝶』の世界の設定を借りた別の映画なのだなと確認。映画のストーリーも良いし、本のストーリーもなお良し。

読書の時間がかなりかかってしまったのですが、とても楽しめた1週間でした。

満足。

2011年8月 4日 (木)

脱たこ足配線

パソコンが故障してしまい、もう挽回は難しい(再セットアップ3回ではもう難しいと専門家の意見)ということで、新しいパソコンに切り替えました(このパソコンについても後日書きます)。

その際に、必要な器具を確認しました。

あまり使わない器具はコンセントから取り外したり、廃棄したりしました。

コンセントのある場所は、今までは、たこ足のようなコンセントで、綿ゴミがまっているような悪列な環境でした。

しかし、ただ思い切っただけで、こんなにもすっきりしました。むしろ全くコンセントを使っていない(汗)。Dsc00588
いかに今まで無駄な消費電力を使用していたかがわかります。

猛反省です。

2011年8月 3日 (水)

歯科医師会学術DVD研修会

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先月の21日の仕事が終了した後に、歯科医師会の学術委員会が主催した『DVD研修会』へ参加してきました。

『再生医療と最新歯科治療について』とのことだったので、とても期待して参加しました。

今回は学術DVDを上映するというとてもユニークな試み。

今回上映するのは、長野県で開業されている北川原健先生の『私の行ってきた歯周病治療の限界』と題する上映でした。

上映開始いきなり、GTR法(歯周治療での再生療法の一種)は1症例しか行ってこなかったというびっくり発言。その後は、北川原先生の丁寧な歯周治療についての話が延々続きました。

再生療法と最新の歯科治療というよりは、まったく一般的に行われている歯周治療のおさらいという感じの内容でした。

また、執拗に抜歯をせず、とことん歯周治療で解決を試みる感じがどうも違和感がかなりありました。抜歯をしないという選択はある意味大事ですが、あそこまで無理矢理残してしまうと、患者さんが大変なのではないかな~と逆に心配になりました。今はインプラントという選択もあるので。

今回のDVD研修会は、最新の歯科治療というよりは、「今ままで培ってきた歯科の技術でも十分に対応できますよ」というメッセージでは。。。。。と、私は受け取りました。

まかり間違っても最新の再生医療ではなかったです(苦笑)。

でも、こういったお手軽な研修も悪くはないと感じました。

2011年8月 2日 (火)

備えあれば憂いなし

先月末31日の早朝に大型の地震が再び福島を襲いました。

ぐっすり寝ていた私たち夫婦は飛び起き、子供を抱えて大きなテーブルの下に避難しました。

もう、逃げるのはなれたものです(苦笑)。

今までの余震では、あまり物が上から落下するケースはほとんど無かったのですが、今回は本棚から多くの本が落ちてきました。

揺れが大きかったし、長かった。

次の日に診療室の状況が心配になり、点検にいきました。

3月11日の大震災の日に一番壊れてほしくない物がありました。

それは患者さんの模型です。

機材は、お金を出せば元に戻りますが、患者さんの歯形だけはそうはいきません。

今回も、歯形の模型が壊れているのでは?と心配していたのですが、大丈夫でした。

技工士さんたちは、あの大震災以来、技工所を帰宅するときは、模型を必ず椅子の下の絶対に安全な場所に模型を移動してから帰宅していたのです。

技工室もいろいろ物が落下していましたが、模型はまったくの無傷でした。

本当によかったです。

経験が生きているなと思いました。

もう大震災から5ヶ月ちかく経つしと油断しなかったのが良かったと思っています。

優秀な技工士さんで感謝、感謝です。

2011年8月 1日 (月)

気分一新の8月

皆さん、占いって信じます?

実は私はどっぷり信じています(苦笑)。

昔から悪いのは自分のせいではなく、運命のせいないのだと勝手に自分の努力不足を棚に上げ、お気楽に生活しています。

私の運勢によれば、5~7月は大変に運が悪い。

私はこの迷信をなんと20年も信じているのです。

昨日ついに7月が終わりました。やった~~!!

考えてみれば、5~7月は本当に辛いことが多かったのです。

昨日も重い体調不良で研修会を休んでしまいました。

同じ週に2回も研修会をパスするなんて初めての経験。

特に7月は、機材の不調にも泣かされました。

パソコンは壊れるし、携帯も壊れるし。

また、腱鞘炎の再発も。

昨日は、壊れたパソコンがほんとにだめらしいと悟り、新しいパソコンに交換しました。

一日かけてパソコンのセットをおこなっていたのですが、やはりソフトが合わなくて、一苦労。

どうしてもプリンターだけがインストールできなくて、もう古くなっていたので夜にプリンターの購入に出かけました。

その時、奥さんに「まだ7月だけど、大丈夫?最後に油断していると大きな失敗をするかもよ」と言って、一緒に買い物につきあってくれました。奥さんも私が運が悪い月だと知っていたのです。

で、最後の日はどうだったかというと、やはり駄目でした。クレジットカードが使えなくなっていたのです。奥さんのカードを借りて難を逃れましたが。

いや~最後の最後できました。一人で買い物に来ていたら大変なことになっていました。危ない。

それより、今日、研修で仙台に向かっていたら、もっと大変なことになっていました。帰宅できなかったかも。

やはり、運のよい人に忠告を求めるべきです。

いや~手強い7月でした。