気がつけば患者さんの話ばかり
先月1月31日は、ここ郡山は大雪に見舞われました。その日は午後から品川で研修会があるために、新幹線が動くかどうかとても心配でした。同じ研修会に参加するいわきの渡辺先生は電車が動かないので、自家用車で研修会に向かわれるということ。
しかし、私はギリギリまで診療をしているので、車では事実上無理。なんとしても新幹線に飛び乗らなくてはいけませんでした。しかし、大雪のため、患者さんの来院もすこしづつ遅れ気味。気分は次第に落ち着かなくなってきました。何とか診療を終え、新幹線のホームにたどり着いたのは12時ジャスト。12時1分発の新幹線の出発のアラームが鳴っているときでした。
新幹線の中では、食事もとらず、ひたすらぐったりとしていました。吐き気と目眩が交互にやってくる感じで、「こりゃ風邪を引いたな」と瞬時にわかりました。
研修は、2時に始まりますので、、当初から少し遅刻するとは予想していました。しかし、乗り換えが上手く行き、10分前には会場いりすることができました。
この研修会は実は2回目の受講なのですが、前に受けたときの疑問や解消されない事項があったので、再受講してみようと思ったのです。講師の三好先生の講演は昨年始めて受講したのですが、それ以来、三好先生の講演はほとんど全て受講しています。人柄がよく、知識が半端無く飛び抜けているので、ほとんど追っかけの状態です。今回も新しい発見があったり、自分の患者さんの事を質問することが出来たり、大変充実した研修会でした。
研修の際、お隣の席になった、日立の征矢先生も大変な人徳者で、多くの事を学ばせて頂きました。また、この征矢先生は私の義兄とも親しいとのこと。世の中、どこでつながっているにのか、ほんとに分かりません。
残念だったのは、私の体調が本当に悪くて、講習後の三好先生との食事会に参加出来なかったことです。
しかし、いつもこういった講習会に参加すると、皆さん、患者さんの健康に関する話しばかりしています。患者さんが良くなるにはどうしたら良いのだろうという事を真剣に議論されている。その席に同席させて頂いているだけで、とても気持ちが高揚します。本当にこの先生達の患者さんは恵まれているなと思います。
皆、患者さんの苦痛を取り除こうと一生懸命です。本当にこの先生達の患者さん達は恵まれています。
ドクターの研修はクランケへの最大のサービスですね。