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2008年3月21日 (金)

噛み合わせと体のバランス1

本日は、青山先生の著書「よくわかる家庭の歯学」より、噛み合わせについてお届けいたします。

噛み合わせと体のバランス

●噛み合わせから見た歯の役割

①噛み合わせが悪いと鼻が詰まりやすい

噛み合わせが悪い人は、鼻がひどく詰まる気道が狭くなる傾向があるので、噛み合わせの悪い人ほど、寝ている時にいびきをかいている人が多いのです。呼吸、いびき、睡眠時無呼吸症候群なども、歯や噛み合わせと深い関係があります。

②噛み合わせが悪いと姿勢も悪い

姿勢の悪い子供の割合と、噛み合わせの悪い子供の割合は、ほぼ正比例しています。成長の途中で子供に永久歯が生えてきて、徐々にその人の噛み合わせが作られて行きます。

その噛み合わせが悪ければ、骨の成長に左右差が出たり、筋肉の収縮にも異常が生じます。これは子供に限った事ではなく、大人でも噛み合わせが悪くなることで、簡単に姿勢も悪くなります。

わかりやすい例では、片足だけ靴を履いていて生活していれば、いやが上にも背骨も曲がってしまうのと同じようなものです。

歯や噛み合わせは、全身に対しても計り知れないほど大きな影響を及ぼしています。

③ストレスのコントロールをしている

最後に最近注目されていることで、歯はストレスのはけ口として、歯ぎしりしたり、歯を食いしばったりするときに、大切な役割を果たしているのです。ストレスの多い現代社会では、無意識に、大脳新皮質に多くのストレスが蓄積されています。

このストレスを、趣味、お酒など、いろいろな方法で取り除こうとしますが、気分転換のうまくない人は、ストレスを睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによって解消しようとするのです。歯には、新たにストレス解消の道具としての役割があると考えられるようになってきたのです。

明日へ続きます。

参考文献 よくわかる家庭の歯学 青山健一著 桐書房

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