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« 2024年11月 | メイン | 2025年1月 » 2024年12月31日 (火)大晦日。2024年12月30日 (月)いつもありがとうございます。2024年12月29日 (日)これは絶対動かないでしょ(苦笑)。私は高校の学校歯科医をしているのですが、多くの矯正を行っている学生さんがいらっしゃいます。 その学生さんが装着している矯正装置を診て、かなり勉強させて頂いているのですが、本当にたまに、おや(?)と思う矯正装置を装着している学生さんがいらっしゃいます。 矯正は口腔内の歯牙の形や支える骨(歯槽骨)、力を加える咬合力、上下で噛み合う為に左右の顎関節の動きで3次元的なバイオメカニズムが働いて、歯牙の移動が行われます。 そういった観念から考えると、どう見てもこの矯正装置にはあまり意味がなく、もしかすると治療の効果がマイナスになってしまっているのかもな〜〜なんて考える事があります。 まあ、当たり前の事なのですが歯列咬合、いわゆる「噛み合わせ」というのは上下の歯が合わさって「咀嚼」や「歯ぎしり」といったアクションを起こすのです。つまり、上顎の歯列は下顎の歯列の影響を受けていて、下顎は上顎の歯列の影響を受けているのです(至極当たり前)。 で、何が今回言いたいかと言えば、患者さんの歯列の訴えが上顎の歯並びだとすると、上顎の歯にだけワイヤー装置を付けて、下顎にはワイヤー装置を付けない症例がたまにあるのです。 上顎の歯並びが悪いのは下顎の突き上げや歯列不正が原因で上顎の歯列不正が起こっているので、上顎だけ並べようと思っても、まったく並びません。ワイヤーで無理矢理上顎だけ並べても短時間で直ぐに下顎の歯列の影響を受けて元に戻ってしまうと思います。 先日も、上顎にだけワイヤー装置をつけて、「もうこれ以上歯動かない それは歯の形状の問題だから」と言われ治療が終了ですといわれたのだけれども、とセカンドオピニオンの患者さんが来院されました。 上顎前歯部の間に隙間が有るのですが、明らかに下顎の前歯部の突き上げの可能性があるのです。 こうした片顎にだけ装置を付けた学生さんを見かけるのですが、これはエビデンス的にどうなんだろう? まだ矯正を始めて11年くらいなので、もしかしたらこうした片顎だけの矯正の治療があるのだろうか? 絶対動かないと思うけど、どうなんでしょう? 教えて有識者の方々!! 2024年12月28日 (土)本日で年内最後の診療となります。本日で年内最後の診療日となります。 お陰様で今年も無事に1年を終了する事が出来ました。 本当にありがとうございます。 来年の診療開始日は1月6日(月)となります。 皆さん、良いお年をお過ごしください 医療法人弓弦会しろくま歯科医院 理事長 猪狩弓彦 2024年12月27日 (金)今年後半はパソコン運に見放されているかもね。昨日にもこのブログに書いたのですが、警察から医院に戻ってくると、受付の大堀さんに「受付のパソコンが起動しない」という訴え。 受付というのは医院でいえば、監督の立場(歯科医師や衛生士さん、助手さんは選手、技工士さんは裏方といった感じでしょうか)なので、パソコンが使えなくて今後の予約やその他の書類の発行が出来ないと地味に大変なのです。 私も少しはパソコンをかじってきたので、パソコンを調べてみたのですが、全くお手上げ状態でした。 警察署から帰宅したのが11時くらいでしたから、それから午前中の患者さんを治療を行い、昼休み返上で頼りになるパソコン工房さんへ直行いたしました。 色々と調べて貰ったのですが、どうやらハードディスクの故障みたいなのです。簡単に見積もりしてもらったのですが、ハードディスクの修理を行い、そこから今のOSをインストールを行うと安く見積もっても新しいパソコンが買えて、しかも完成が来年という事を考えると、どうやら新しいパソコンを購入した方が良さそうです。 このパソコンは高額なソフトといえば、マイクロソフトのOfficeくらいなので、この位の出費は致し方がありません。そこで、パソコン工房に売っている性能が近い中古パソコンを購入しました。このスペックでこの値段って位安くてびっくりです。 新しいパソコンを設定するには少し時間が掛かるので、その間は私のウィンドウズのノートパソコンを受け付けで使用してもらいました(このパソコンには高額なソフトが入っているので、ウィルスに感染しないかヒヤヒヤでした)。 診療が終了した後で、新しいパソコンのセッティングを行いました。 アップルのMacばかり最近は使っているので、ウィンドウズのパソコンのセットアップはホントに手探り状態なのです。なんとかOfficeをインストールして使用出来る様になるまで1時間くらい係ってしまいました(トホホ)。 しかし、面倒くさい事は直ぐにやるに限ります。後回しにするともっと面倒くさくなるからね。 2024年12月26日 (木)犯罪捜査活動に貢献2024年12月25日 (水)体力を回復出来た鍋12月の始めにどこかから風邪を頂いてしまったようなのです。コロナやインフルエンザ特異の症状は全く出なかったので、ただの風邪だと思うのですが、発症した時期が最悪でした。 12月は師走なので、とにかく忙しく仕事が殺気立ってるのが分かります。 本格的に体調が悪い感じたのは14日土曜日の夜でした。体中が寒くて仕方が無いのです。幸い次の日が日曜日だったので一日静養していれば何とかなるかとタカをくくっていたのです。 ただ、風邪は治るどころか身体の震えが止まらない状態が月曜日まで続きました。次の日の火曜日にはとても難易度の高いインプラントの手術があったのです。 その手術は患者さんが遠方からだったため、本来2回に分ける手術を1回で行うという大変過酷なものでした。 日曜日からユンケルを飲んで睡眠を繰り返して、火曜日当日は何とか36.8度まで熱を下げる事が出来たのです。 手術はスタッフの協力とサポートがあったおかげで無事に終了する事が出来ました。 今回ほど、スタッフのありがたみを感じた手術はありませんでした。皆、親身になってサポートしてくれたおかげで手術に集中するっことが出来ました。 手術後には身体は完全に疲れ切ってしまったのですが、奥さんが身体に優しく体力が付きやすい私の大好物の「水炊き鍋」をたっぷり準備してくれました。 ちょうど子供達が塾から帰宅する前だったので、ほぼ一人で食べてしまいました。私はポン酢というか酢醤油派なのです。子供達は味噌味が好きなので、子供達といっしょだと私の好きな鍋ではなくなってしまうのです。奥さんはその辺も考慮にいれて、私専用の鍋を作ってくれたのだと思います。 今ではすっかり体調も回復しました。 この歳になるとちょっとした体調不良も命取りなので気をつけないとですね。 2024年12月24日 (火)クリスマスイブ本日はクリスマスイブですね。去年まではケンタッキーでクリスマス用のチキンを率先して予約等をしていたのですが、子供達も学校が忙しかったり、私が購入するといつも多めに購入してしまったりするので、今回は家族の皆さんにお任せいたしました。 まあ、平日ということもあり、特別何かをするという訳では無いのですが、私は自分用にクリスマスプレゼントを買いました。 それは年に1度のお楽しみ、マーク・グリーニー著のグレイマンシリーズの新作を購入したのです。 毎年10月後半から12月に掛けて新作が発売されるのですが、今年はクリスマスシーズンの新作発表でした。 実は今、スウェーデンミステリーの「ミレニアム」の新作がまだ読了していないので、何とか年内にはグレイマンの新作を読み始めたいな。 皆さんも良いクリスマスを。 2024年12月23日 (月)忘年会。14日に東京歯科大学福島県県南支部の忘年会が開催されました。 私はちょっと先約があったため、少し遅れての参加となりました。私はまったく飲みに出かけたりしないので居酒屋さんのお店の名前と場所がまったく一致しないのですが、この「に・たろう」さんは先日も来たばかりだったので、迷わすに参加する事が出来ました。 いつもなら、前執行部だけの集まりでしたので多くても5人だったのですが、今回は県南支部の忘年会だったので、10名の参加があり、大変賑やかでした(20年前は20名くらいいたのですが・・・)。 なにせこの時期の居酒屋さんは忘年会真っ盛りなので、大忙し。お店でもアルコールを飲まない私は皆さんの注文を店主に伝える役割でした。忙しいのか、まったく伝達が出来ずに酒飲みの先生方は少々不満気味でした(これは仕方がないよね)。 7時から始まった忘年会は9時過ぎに終焉となり、駅前に車を駐車していた私は夜の写真を撮りながらの楽しい散歩になりました。 空気がひんやりと張り詰めていて気持ちがシャキッと引き締まる夜でした。 2024年12月22日 (日)ジルコニアの可能性歯科業界でジルコニアという金属に変わる補綴物が出てきたのはもう10年以上前の事です。 金属以上の強度と堅さをもち、光透過性が優れていて、耐摩耗性が抜群な素材なのです。 しかも非金属(本当は金属)として扱われ、あまりの堅さから金属の溶解が少なく金属アレルギーが発生しづらい、とても歯科にとってはありがたい物質なのです。 しかし、加工がとても難しく、特殊な機材が無いと作成出来ないという難点もあります。当院は基本的に院内技工なので、多額の投資を行い院内でジルコニアの加工が出来る設備を備えました(技工依頼おまちしています 笑)。 で、その堅さと強度は金属以上なので、今まで金属で作ってきたもの、例えば切削器具もジルコニアで採用い出来るのでは無いのかということで、ジルコニア製のインプラントや技工用の切削器具が作られました。これがまた良く切削出来て、ホントに使いやすいのです。 ここで、私の趣味の模型なのですが、実は模型で使用する機材って歯科の器具と同じなのです。 今年、歯科機材メーカーでもあるARGOFILEさんからマジ・スク(マルチ ジルコニア スクレーパー)という模型用のナイフが発売されたのです。 切れ味が衰えなく、指先等を切らないジルコニアのナイフは爆発的に売れまくっています。 私もずっと欲しかったのですが、まったく在庫が無く全然変えなかったのです。 このナイフをとある通販サイトでお気に入りに登録して、毎日毎日チェックしていたところ、今月頭に「在庫有り」との表示が。急いでポチッとようやく手に入れました。このサイトでは次の日には既に売り切れになっていました。 実際に使ってみた感想は、ヤスリで細かく時間を掛けて行っていた作業が短時間で簡単に綺麗な模型の表面が再現出来ます。 本当に購入できて嬉しい。私は工具は丁寧に使う癖があるので、一生使っていきたいな。 ほんと、ジルコニアって凄い。 2024年12月21日 (土)非常に感心いたしました。先日こんなブログを書きました。、もう10年以上も使用しているカウンセリングルームのパソコンのスイッチが入らなくなってしまったのです。 何度も書きますが、このパソコンには高額なソフトがいくつもインストールされているため、そうそう交換が出来ないのです。もう10年以上使用していますので、メーカー保証もとっくに終了していますし、基盤の製作も終了しているのでメーカーでの修理が出来ないのです。 そのため、いつも頼りになるパソコン工房さんへ持ち込む事になるのです。 昨年も同じパソコンが同じ次期に同じ症状で入院したのですが、その時は一度ばらして組み直したら症状が改善したのです。しかし持ち込んだ次期が仕事が終了した12月29日頃だったので、年明けの修理になってしまったのです。 今年はその経験を踏まえて、12月初めに直ぐにパソコン工房さんへ持ち込みました。 今回は12月の始めだったので、対応が早かったです。 結果は電源の故障でした。いくつもの新しい電源を用いて検査してくれたらしく、いつもならどのような電源でも起動するはずですが、起動しない電源もあるため、やはり基盤のどこかが故障しているとのことでした。前述しましたが、この基盤は既に生産が終了しているため、交換修理は不可能なのです。 しかし、簡易的ではあり、少々不格好になりましたが、スイッチを簡易的に使える様にしてもらい、ただただ感謝です。 私の歯科の治療に通ずるものがあるなって思いました。 私はもう抜歯した方が良い歯でも患者さんと相談して、抜歯を先延ばしに出来ないかを検討し、対応策をお伝えするのです。今回のパソコン工房さんの対応も同じだと思います。 誰が修理しても新しいパソコンと交換した方が良いに決まっていますが、そこをアイディアと工夫で少しでも交換を先延ばしにしてくれる。消費者が求めているのはこうしたちょっとした救済だと思うのです。 次に壊れてしまったら、納得して新しいパソコンを購入出来ます。 私の治療も、「出来るだか自分の歯に頑張ってもらって次に駄目だったら抜歯」という対応を取っているので納得して貰いやすいのでは無いのかと思いました。 ただ、パソコンも歯も急いで対応(パソコン交換や抜歯)しないといけない状況もあるので、そこのとこはご理解して生活したいものです。 2024年12月20日 (金)令和6年度 歯科衛生士科臨地実習終了報告会並びに次期実習打ち合わせに参加してきたよ2024年12月19日 (木)エプロン買いました。診療終了後の自分の時間は、疲れてしまってほとんど何も出来ずに寝てしまうのです。 家族には申し訳ないですが、夜中にごそごそと起き出して、お風呂に入り、また寝るという生活を最近は送っているのです。 疲れているのに早朝は5時半には起床します。疲れていても朝だけは早くなってしまって・・・(苦笑)。 で、朝に趣味の模型を作っています。 早朝には白衣に着替えてしまっているので、ついつい塗料や接着剤を白衣に付けてしまうことがあるのです。 そこで奥さんと相談して、趣味用のエプロンを購入しました。 用事で仙台へ行った時に東急ハンズで購入。 そんなに汚れないだろと思っていても使っているとキチンと汚れている。 今まで小さな汚れに気がつかずに過ごしていたのねと反省。 これからは早朝エプロン生活始めます。 2024年12月18日 (水)12月の恒例。2024年12月17日 (火)体調問題。2024年12月16日 (月)パソコンのスイッチが入らない。2024年12月15日 (日)歯科衛生士さん募集当院は「噛み合わせ」を重視した歯科医院となっております。 医療法人弓弦会しろくま歯科医院では「歯科衛生士さん」を募集いたします。 インプラント、矯正、顎関節、親知らず抜歯、一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科と多岐にわたって診療を行っております。 また、院内技工を完備しております。 興味のある衛生士さん、一緒に働きませんか? 024-935-4690(受付)までご連絡を頂ければ幸いです。 医療法人弓弦会 しろくま歯科医院 理事長 猪狩 2024年12月14日 (土)前に前に。2024年12月13日 (金)歯科衛生士さんを募集いたします。当院は「噛み合わせ」を重視した歯科医院となっております。 医療法人弓弦会しろくま歯科医院では「歯科衛生士さん」を募集いたします。 インプラント、矯正、顎関節、親知らず抜歯、一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科と多岐にわたって診療を行っております。 また、院内技工を完備しております。 興味のある衛生士さん、一緒に働きませんか? 024-935-4690(受付)までご連絡を頂ければ幸いです。 医療法人弓弦会 しろくま歯科医院 理事長 猪狩 2024年12月12日 (木)忙しい時に限って鳴り響くあの音。何度もこのブログで報告させて頂いているのですが、当院にはかなり古いけど現役のウィンドウズがあるのです。 高価なソフトが入っているので、パソコンの破棄・交換が出来ないのです。 今年に入ってからはあまり大きな故障も無く調子良く使っていたのですが、先日かなり忙しい時にパソコンが急にフリーズし、「ビー、ビー、ビー」というビープ音が鳴り響き始めました。 そのパソコンを使用している最中のビープ音だったので、途方に暮れました。 急いで、パソコンをばらして、念入りにコンセントやジャックを入れ直し、ボタン電池を交換し、エアーにて細部までのホコリを拭き飛ばして組み直しました。 この間20分。 患者さんを診つつの修理だったのですが、無事回復してくれました。 そろそろ、引退の時期が近いのは分かっているのですが、あと5年は持ってくれないかな〜〜。 2024年12月11日 (水)Q&P コーワGOLDαプレミアム2024年12月10日 (火)仕事大好き。12月となると「今年の内に治療を終えたい」という患者さんが殺到するので、歯型や入れ歯の型を取る事が格段に多くなります。 患者さんの中には2〜3年の治療期間を経て最後の型を取得するという患者さんもチラホラいて、とても気合いが入ります。 当院は技工士さんが多く在籍していますので、噛み合わせや歯の削り方にも厳しくチェックが入りますので、常に緊張の連続なのです。 ただ、型を取るのは、一人の患者さんのチェアタイムも長くなりますので、一日で診療出来る患者さんの数も自ずと少なくなってしまうのです。良い治療と良い型を取りたいなら仕方が無いのですが、治療が沢山したいので、一日の診療数が少なくなってしまうので、ウズウズしてしまうジレンマが発生してしまうのです。 そのウズウズした気持ちを事務仕事や矯正、インプラントの解析にぶつけます。 治療しているわけでは無いので、体力は十分なのですが、頭脳をフルに使いますので仕事が終了した後の疲労感はまったく同一のものです。 とにかくサメの様に泳ぎ続きないと沈んでしまうのです。 2024年12月 9日 (月)歯科衛生士さん募集当院は「噛み合わせ」を重視した歯科医院となっております。 医療法人弓弦会しろくま歯科医院では「歯科衛生士さん」を募集いたします。 インプラント、矯正、顎関節、親知らず抜歯、一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科と多岐にわたって診療を行っております。 また、院内技工を完備しております。 興味のある衛生士さん、一緒に働きませんか? 024-935-4690(受付)までご連絡を頂ければ幸いです。 医療法人弓弦会 しろくま歯科医院 理事長 猪狩 2024年12月 8日 (日)初めての眼鏡。昨日に続き、眼鏡の話。 私が始めて眼鏡を使用したのは高校1年生のころでした。家族には中学生って言っていたのですが記憶を辿ると高校生の頃でした。 テニス部だった私は夕方になるとボールが霞んで見えずなってしまい、眼鏡を掛ける事にしたのです。その頃、マルティナナブラチロワというかなり強い女子の選手が眼鏡をかけ始めてテニスをしていたので、テニスに対する眼鏡の敷居はなかり低かったのです。 私はコンタクトレンズがまったく駄目なのです。目が痒くなってしまいアレルギーの様になってしまうのです。だから、何年かコンタクトの時もありましたが、基本的には眼鏡党なのです。 そんな私の話ばかり書きましたが、本題は娘が初めての眼鏡を作りました。 私が高校1年生で、娘が高校2年。すでにコンタクトレンズは使用していたのですが、やはり自宅にいる時や勉強する時は眼鏡が便利ですからね。 は〜、娘ももうそんな年なのか。成長は早く、誰にも止められないね。 2024年12月 7日 (土)アイガード。今診療で使用している眼鏡なのですが、歯科治療専門の眼鏡なのです(フレームは一般で売っているもの)。 つまり、手元のピントが合いやすいように度数を調整しているのです。仕事では景色を見る必要性はありません。口の中と院内が見えれば問題ないのです。 だから、診療用の眼鏡で車の運転は自殺行為なのです。前方が全く見えませんので。 その歯科用の眼鏡を掛けた初日(もう2年前)に金属片が眼鏡に飛んできて傷を付けてしまったのです(泣)。 先日も入れ歯の作成中にバイト材といわれる噛み合わせを固定する材料(ピンクのやつ)が目に飛んできて眼鏡を汚しました(これはブログネタだ!と思い直ぐに写真に収めました)。 この様な目に見える大きさの異物もバンバン飛来してくるのですから、目に見えない細かい粒子も沢山目に飛来しているはずです。 当院のスタッフにはアイガードを装着して貰っているのですが、必須アイテムですね、アイガードは。 2024年12月 6日 (金)患者ファーストのインプラント治療。先日、ビスカという当院が仕様しているカルテ会社からのDMが届きました。 そのDM(ニュースレター)の特集が小宮山彌太郎先生だったのです。 小宮山先生は現代インプラントを始めて日本に持ち帰ったインプラントの第一人者なのです。 小宮山彌太郎先生は東京歯科大学第三講座の教授でした。実は私の同じ講座に所属していてインプラントについて多くの事を学び、特に「患者ファースト」の精神を一番強く教え込まれました。 今回のDMにもその事が色濃く書かれていました。それは今のインプラント術者が忘れている大事な事を言っていました。すこし抜粋してみます。 「やはり、歯科医師として患者さんの歯を守ることが一番大切。インプラントは確かに良い治療ですが、あくまでも数ある治療法の選択肢の一つとして考えるべきでしょう・インプラントを無理に勧めて、患者さんが断れない状況に勧誘するような昨今の状況は、私は嫌ですね。 インプラントを検討されている方には、「急ぐ必要はまったくありません。患者さんはセカンドオピニオンやサードオピニオンを活用して、じっくりと時間をかけて検討し、、歯科に関して、もっと賢くなっていただきたい」 「患者さんには感情があることを忘れてはいけません。良い治療結果を得るには、対等な立場で、お互いに尊敬しあえる関係性を築くことが不可欠です」 と述べています。 インプラントありきで抜歯する必要の無い歯まで抜歯する今の風潮を嘆いている様に感じました。 私も同感です。 2024年12月 5日 (木)説明の必須アイテム。病院へ向かうというのはかなり大変な行為だと思います。 自分も年を重ねるにつれ、今まで無縁だった病院へ行く機会がかなり増えました(苦笑)。 その病院の中でも「歯科」というのはかなりハードルが高い診療科なのではないかと思います。 歯医者の私がいうのもなんですが、歯医者はやはり怖いですし、痛そうです。 ですから、その大きなハードルを越えて歯科医院を予約してくれた患者さんの事はしっかりケアしていかないといけないですし、しっかりと説明をして安心して貰いたいのです。 そのため、当院では初診の患者さんには長い時間(約1時間)を取り説明をおこなっています。 その説明で私が用いるアイテムはいくつかあります。歯牙模型や顎関節模型。でも一番仕様するのは手書きで歯の絵を描いて説明する事が一番多いです。 使う手帳は「RHODIA」の大型のもの。昔はどこにでも販売していたのですが、私の住む郡山ではすっかり見なくなってしまったので、出張時見かけた時にまとめ買いしております。 だいたいこの手帳は1〜2年で1冊使うといった具合です。 先日、ちょうど1冊使い切ったので、新しいものと交換を行いました。 次の手帳を使い切るまで健康に生活したいな。 2024年12月 4日 (水)分散会。10月末に東京歯科大学同窓会福島県支部前執行部の分散会を開催しました。 同窓会の執行部は他県では、執行部は交換する事無く続けられるだけ続けるというスタンスみたいなのですが、福島県では2期4年で福島→郡山→いわき→会津と交代していくのですが、我々郡山の次のいわきが執行部を行う人材がいないということで、3期6年行いました。 他県の様に終わりが無いと分かっていれば、ペースを考えて執行する事が出来てと思うのですが、ゴールが見えている段階で延長があると本当にキツかったです。 本来、次は会津が執行部を執り行うはずでしたが、理由が分からないのですが執行部拒否のため、急遽福島が執行部を引き受けてくれました。福島の先生方本当にありがとうございました(ずっとやるのかと思って本気で焦っていました)。 で、その6年の総仕上げということで分散会です。 参加者(私も含めて)全員、何かしらの内科的疾患を抱えて満身創痍の中での業務だったので、感慨もひとしおでした。 とにかくしばらくは順番が回ってこないと思いますので、しばらく鋭気を養います。 ご指導頂いた先生方、ありがとうございました。 2024年12月 3日 (火)三志会総会と井上先生との再会。昨日の続きです。 大学講座の同窓会でもあるPOC三志会の参加です。総会では会長の藤関先生が8年続いた会長職を今期をもって優待するという発表がありました。 藤関先生はインプラントや義歯でも多くの業績やセミナーを抱えているので、同窓会以外でもとてもお世話になっているのです。とてもフレンドリーで普段ならとても話す事の出来ない偉い先生との橋渡しもして頂いて、本当に感謝しかありません。お疲れ様でした。 さて、無事、総会も終了し、今度は歯科界では「時の人」でもある井上敬介先生の講演です。 井上先生とは大学院時代の同級生で、沢山一緒に勉強し、そして遊んだ仲です。もう完全に歯科では距離を離されてしまいましたが、今でもとても仲良しなのです。 井上先生は今回、「 21世紀の歯科医療への転換 : 補綴から予防歯科、そして母乳育児支援への進化」と題して講演を行いました。 その講演はとても素晴らしいものでした。 その内容をざっくり簡単に説明します。 近年、新型コロナウイルス感染症は世界中で感染パンデミックを発生させました。しかし、世界中のひとびとが罹患している疾患としては噛み合わせ不全の患者さんの方がコロナ感染よりもはるかに多いのです。しかし、だれも噛み合わせの危険性に付いて警笛を鳴らす医療人がいないのです。 そして噛み合わせパンデミックが発生しているなか、その原因をひもとけば出産後の乳児から噛み合わせの原因が始まっているというものでした。 こうして、文章にすればとても恐ろしく感じますが、その難解な原因を井上先生のユーモアと会話センスで我々百戦錬磨の歯科医師達を唸らせていくのです。それは見事の一言でした。 乳児の噛み合わせの原因は気道の狭さにあり、その気道の狭さは舌小帯の短さと口呼吸という身近な疾患から始まっているということを理路整然と説明されました。 この考え方は、気道から噛み合わせに上がっていく井上先生の考えと顎関節から噛み合わせへと下がっていく私の考えと基本的にはゴールが似ているので、非常に親近感がわき、私の臨床にも取り入れる事が可能さと感じました。とても有意義な講演会でした。 その後、懇親会が開催され、皆の近況を聞くことができ、活力を十分に貰う事が出来ました。 2024年12月 2日 (月)第15回POC三志会総会へ向かう。すでに12月なのですが、10月に大学院時代に所属していた東京歯科大学補綴第三口座の総会へ参加してきました。 残念な事に私の所属していた講座はすでに大学には無く、「POC三志会」と名を変えて年に1回開催しているのです。基本的にこうした歯科医師系の集まりは苦手で避ける傾向にある私ですが、母校の講座だけは心より愛していて(笑)、卒業してからはほぼ皆勤賞(3,4回日程が合わず欠席した事あり)なのです。 我々のPOC三志会は大学での講座が無いので、既に新入会員が入会する事が無く、非常に寂しい感じなのです。諸先輩先生方は年々仕事を引退されて、寂しい限り。 もう毎年参加しているので、その日宿泊するホテルへ荷物を預けに行きました。例年なら荷物預かりの順番は2〜3分なのですが、その日に限って100メートル位の列が出来ていました。しかもほとんどが外国の方々。アジア系が多かった記憶があります。総会が始まるまで、かるく軽食でも取ってから参加しようかと思ったのですが、荷物を預けるまでに1時間も並んでいたたために、総会の時間が近づいてきてしまったので、そのまま総会会場の市ヶ谷へも向かいました。 例年POC三志会は、「アルカディア市ヶ谷 私学会館」なのです。総会の会場で私はアルカディアしか来たことが無いので、おそらくずっとこの場所なのでしょう。 明日へ続く。 2024年12月 1日 (日) |
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