医院の評価。
開業当時は歯科の評判サイトなどの評価を凄く気にしていました。
当時は気にしすぎて体調が悪くなってしまいました。
悪評を書かれると、とても辛くて、悲しくなります。この仕事は人を幸せにする事を目標にしているのであって、不幸にしている訳ではないからです。
こちらが一生懸命取り組んでも、患者さんに評価されない事もあると思います。
それは、こちらが追求している治療と患者さんが求めている治療にズレがある場合は評価も下がります。
それは致し方ない事だと思います。
例えがちょっと思い浮かばないのですが、美味しいと有名なレストランが有るとして、そのレストランで食事をしたら、自分には味が合わなかったっという事もあると思います。
しかし、10年ほど前にキッパリと歯科評価サイトは見なくなりました。
その理由として、私の歯科医院の悪評をとある近隣の同業の先生が書いている証拠を見つけてしまったからです(うちの歯科医院以外の歯科医院にもその先生は悪評を書いていました)。それ以来、他院の評価を下げてるその先生の姿を思い浮かべると、こんなサイトの評価に一喜一憂している自分が馬鹿みたいと思ってしまったからです。
もちろん、悪評を書いている中には、本当の私の患者さんもいるとは思います。でも、その悪評価はその患者さんにとっては本当の事だった思うのです。努力しても認められない事はあるとおもいます。それは致し方ないです(私の努力が足りなかったというだけで)。
それでも通院してくれる患者さんがいる限り、頑張って治療していきたいと思います。
なぜ、こんなブログを書いたかを言えば、あまりにも「悪評に対しての対応を致します」的な業者メールが多かったからです。
「生きているのだから、全ての人間に好かれる訳はない。好いてくれる人には全力で応えたい」
ただそれだけ。
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