今年最後の学校健診。
もうだいぶ時間が経過してしまったのですが、5月の中旬に3回目の学校健診が行われました。
最後の健診は1年生でした。
高校1年生はちょうど子供から本格的に骨格の発達が診られて大人の体格へと変貌していく時期なのです。そのため、この時期に正しい噛み合わせの育成が行われるか否かで、将来、歯で苦しめられるかどうかが決まるといってもいいと思います。
この時期の一番虫歯になりやすいのは上顎の一番奥の第二大臼歯が萌出して年月が経っていない事と、顎関節の成長が行われる際の力が集中しやすいためです。
かなり虫歯が多い生徒さんと少ない生徒さんの差がはっきりと出てしまっていました。
決して歯磨きを怠っている訳ではないのに、虫歯が多いのは体格の成長と歯並びが釣り合っていないためと推察出来ます。
2年生になってくると、虫歯の多い学生さんはさらに親知らずの成長でさらに口腔内の悪化が懸念されます。
なにか良い指導法はないものでしょうか?
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