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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2016年7月28日 (木)

例えばこんな風に考えてみれば(歯列不正の原因)

Img_0968


最初のこの写真は娘のある日の本棚の写真です。 私の娘は嬉しい事にかなりの本好きで、小学校でも毎日の様に図書館で本を借りてくる程なのです。 学校では扱っていない本は、自宅で揃えているのでです。 もちろん、本棚には限りがありますので、余裕のある最初はどんどんと無造作に突っ込んで行けばいいのですが、そのうち写真にあるように本が入らなくなってくるのは明白の理ともいえます。 では、どうすれば限りの有る本棚に本を入れていくかを考えるようになって来ます。 やり方として幾つか挙げるとすれば、最初に本を何冊か本棚から外す(もしくは廃棄)。無理矢理押し込める。という二つがあると思います。 最初の本を何冊か本棚から外すというやり方は、問題の先送りなので近々また同じ問題に遭遇してしまいます。 無理矢理押し込むというやり方は、もう本棚の整理を放棄している事になります。本棚の空いているスペースに無理矢理押し込め始め、読みたい本を探すのも困難になってきますし、地震の際の倒壊へと繋がる可能性もあります。 ただ、本を増やさないとか、もう読まなくて良い本を寄付したり、古本屋さんへ売ってしまうというのも一つの手だと思います。 では、この写真の本棚を以下の写真の様に並べ直したらどうでしょう。すっきりと本棚に収まりました。

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これは、ただ単純に斜めになっている本を縦に起こしただけです(笑)。 同じ面積でも斜めを縦に直しただけでこのぐらいの数なら綺麗に収まってきます。 では、今回何を言いたいのかをいえば、歯並びの事です。 口を本棚に置き換えて見ると、歯列不正の起こっている原因は、娘の最初の本棚と一緒です。 後方の1本が斜めに生えてきてしまったため、それが次の歯を押し込め、前方へドミノ倒しの様に次から次へと倒れていく。これをポステリアーディスクレパンシーと言います。 もちろん、前方へ前方へと倒れて行きますから、スペースが足りなくなって歯列不正へと繋がってしまう。 本なら多少倒れても、取り出して読めますが、歯の場合は、それぞれの歯固有の働きがあります。 それぞれの歯がしっかりと立っていて、上下の歯がかみ合ってこそ効果があり、人間の健康へ寄与できるのです。 歯が前方へ傾斜した状態で、歯を何本か抜いて辻褄を合わせようとすると、歯それぞれの機能を発揮出来ないばかりか、咬合時痛や知覚過敏を発生し、歯が足りなくなるため、その歯を納めている歯槽骨(本棚)の歯列弓が小さくなってしまい、遠い将来入れ歯を入れたり、インプラントを入れたりする歳の大きな障害となってしまいます。元々大きな顎で、それ相当の動きを必要としていた顎機能が小さな動きしか出来なくなってしまい、顎関節症の引き金となる恐れも多いです。当院の患者さんで言えば、抜歯矯正をした患者さんが顎関節症や酷い知覚過敏、咬合時痛を起こして来院しています。 ただ、抜歯矯正を否定するつもりはありません(笑)。 矯正時間が短縮出来ますし、唇の形が患者さんの納得する形態に落ち着く事が多いから。 ただ、同じ抜歯をするのなら、最初に斜めになってしまう原因の親知らずだけ抜歯すればいいと思います(笑)。しかも歯列不正が始まる小さい子供のうちに。

Hadshimoto