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しろくま先生のブログ
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2009年3月 4日 (水)

口呼吸の弊害

本日は、西原克成先生の著書 『歯はヒトの魂である』よりお届けいたします。

◇「よい歯コンクール」1等賞だった女子高生

最近、関東のある県下で小学6年生の時に「よい歯コンクール」で1等賞になった方が、アトピーだらけで赤ら顔の女子大生となって、私の診療所に出っ歯と叢生(ごちゃごちゃの歯並び)と開口(奥歯が噛み合っても前歯が上下噛み合わず、いかの天ぷらがころもしか噛み切れない状態)で受診しました。

大学病院を受診したら手術で治す他、治療法はないと言われたそうです。よい歯コンクールでは、虫歯が無いばかりではなく、歯ならびも左右対称で、上下ともきれいに並び、歯列弓も日本人の標準として上下顎とも放物線を描かなければなりません。噛み合わせも上顎の歯列がきれいに下顎を覆うのが理想です。この女子大生は、12歳時に理想的な歯並びで歯の病気も全くなかったのに、18歳で大学に入学した時には、虫歯が無いだけで、歯型ががたがたになったうえに開口で、おまけに顔が真っ赤なアトピーになってしまい、背骨も歪んでいました。

一体なにが原因でしょうか?これは中学に入って行った部活動のバスケットボールが原因です。

この女子大生は小学六年生までは実に健やかに育ったのですが、中学の部活で、口呼吸、片咬み、悪い寝相の三つの癖がついてしまったのです。テニスやバスケット等たいていのスポーツでは、常に左をむいている姿勢が多いため、ねじれ顔となります。

彼女はそれまでの正しい鼻呼吸の習慣が、でたらめなスポーツ指導によって口呼吸に変わり、同時に過度な運動による過労で寝相も悪くなり、うつ伏せ寝か横向き寝のために睡眠中に口呼吸が常習化したのです。横向きかうつ伏せ寝では下側になった鼻腔が鬱血してふさがって口呼吸になります。口で呼吸が出来るのは哺乳類では1歳以後の人類だけです。これは600万年前に言葉を習得したための人体の最大の欠点です。歯型が駄目になる原因のもっともたるものが、以外に思われるかもしれませんが、この口呼吸なのです。

参考文献 歯はヒトの魂である 西原克成著 青灯社

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私もよく横向きで寝る癖があるので、
寝ている間に歯並びや背骨が歪んでしまっているかもしれません。
起きている時は口呼吸はしないようにしてますが、寝ている間によだれが垂れたりするってことは、きっと口呼吸してるんですよね・・。
気をつけないと!


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