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しろくま先生のブログ
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2009年1月12日 (月)

誤嚥性肺炎

本日は、『え?この病気歯が原因!?』よりお届けいたします。

◇誤嚥性肺炎とは

口のなかには数千億もの細菌がいます。口の中のケアが悪いと、細菌を含んだ唾液や食物が胃ではなく、誤って器官から肺へ入ってしまい、誤嚥性肺炎という病気が起こります。

起きている間だけでなく、寝ている間にも細菌を含んだ唾液を吸い込んで起こることがあります。普通は細菌が入りそうになっても、咳をすることによりはき出すことが出来ます。しかし高齢者の場合、はき出す力が弱いだけでなく、反射が低下するためにむせるということもなく知らないうちに誤嚥性肺炎を起こすことが多くなっています。

◇誤嚥を起こさないようにするには姿勢も重要になってきます。

★介護が必要な人の口腔清掃時の姿勢

~不安定さはあるが、座った姿勢を保ち、自分で磨くことが可能な場合~

倒れないように安定が保てる場所にクッションや枕などを当てます。手元が不安定な場合は、介助をする人が手を支えて安定を促します。

~座ることは出来ないが、自分で磨くことが可能な場合~

脳梗塞の後遺症などで、麻痺がある場合は、麻痺の出ている方を向いて横向きになり、麻痺の出ている方を向いて横向きになり、麻痺の出ていない手で磨きます。

~座ること、自分で磨くことが不可能な場合~

麻痺がある場合は麻痺のある方を下にすると誤嚥の危険があるため麻痺のない方を向いて横向きになります。体を横向きにすることが難しい場合は顔だけ横向きにし、口腔清掃を行います。

★介助が必要な人の口腔清掃や食事を取るときの姿勢

介助の手を借りずに食事を取るときには、最低60度の角度が必要です。介助が必要で上体をそこまで起こせない場合30度程度のリクライニングが安全であるといわれています。

しかし、姿勢が30度であっても顎を上向きにあげるような姿勢は危険です。顎を下向きにすることが重要です。

★義歯の手入れ

細菌は汚れた義歯にも多く付着します。誤嚥性肺炎を防ぐためには義歯の手入れも重要です。食後ははずし、全体を義歯用ブラシで磨きます。歯磨剤をつけると研磨剤により義歯をすり減らしてしまうため、何もつけないで行います。夜間は水に漬けますが、3日~1週間に一度は洗浄剤に漬けて汚れをブラしで取り除き、水洗いするようにします。

義歯の状態と口の仮名の状態を健康に維持するには必要なことなのです。

参考文献 『え?この病気歯が原因!?』 監修 天笠光雄 著 佐藤豊・佐藤文枝

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私は、リフレクソロジストとして、
ボランティアで老人介護施設を回ったりしているのですが、
介護や介助の様子を見ていると、肉体的に大変であることはもちろん、
健常者や若者では気づきにくい気遣いなども必要なんだなと、つくづく思います。

長寿を願うことはもちろん、いつまでも健康で過ごせることの幸せを願うばかりです。


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