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しろくま先生のブログ
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2008年9月19日 (金)

アンテリアガイダンスってなに?

歯科用語の中に「アンテリアガイダンス」というものがあります。

私は、このアンテリアガイダンスを臨床で最も重視しています。

アンテリアガイダンスとは、口を閉じたとき、上顎の前歯と下顎の前歯が接触することをいいます。

この上下の歯の接触具合で口の働きが全く異なっています。

また、アンテリアガイダンスは食物の性状(硬さ、大きさ)を瞬時に見分ける機能があります。

なぜ、前歯かというと、顎関節から一番遠い部位で、衝撃を一番緩衝しやすいからです。前歯で硬い食物が来たという命令が顎関節に渡り、その情報から筋肉に働かせる力の量を決めています。

赤ちゃんが前歯から歯が生えてくるのは、このシステムを脳が構築して、食事を行う準備をしているのだと私は思うのです。

アンテリアガイダンスは顎が動く際の角度に関係があります。角度が大きいと大きく口を動かして食事をし、小さいと、顎の動きが小さくなります。もちろん、動きが大きいと、顎関節への負担が大きいですし、小さいと、負担は小さいです。

そのため、アンテリアガイダンスの接触角度が非常に大事です。接触角度によって、顎が動く角度が変わってきます。また、審美的に前歯を作り直すときもアンテリアガイダンスの接触を間違うと、顎関節に影響が出て口が開きにくくなったり、しゃべりづらくなったりします。見た目が綺麗でもしゃべれない、食べれないでは治療した意味がないですから。

そのため、咬合が開口状態(過去に指しゃぶりなどで、上下の前歯が閉じない状態になっている)になっている患者さんの顎関節をチェックすると、かなり高い確率で顎関節症に罹患しています。私は将来の事を考えて、矯正をお勧めいたします。お近くの歯医者さんへ相談してみてください。

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