赤ちゃんの口にはミュータンス菌はいない
本日は、坂本洋介先生の著書「元気でキレイは口もとから」よりお届けいたします。
赤ちゃんの口にはミュータンス菌はいない
生まれたばかりの赤ちゃんの口には、ミュータンス菌が存在しません。乳児の口の中にニュータンス菌がみられるようになるのは、離乳食が始まるころからです。
これは、離乳食が始まるとお母さんが熱い離乳食を冷ましたり、口の中で砕いて小さくしたり柔らかくしたりして、口移しで子供に食べさせたり、同じ箸やスプーンを使ったりするためです。
つまり、母親の口の中のミュータンス菌が子供の口の中に入ってしまうのです。ミュータンス菌を完全になくすことは出来ませんが、唾液1ml中1000個以下にすれば感染しないといわれていますから、出来れば赤ちゃんの使うスプーンや食器類は別にするのがよいでしょう。
もちろん、母親をはじめとして父親、兄弟など赤ちゃんに接する人たちがキチンと歯の手入れをしておくことが大切なのはいうまでもありません。
参考文献 元気でキレイは口もとから 坂本洋介著 北海道新聞社
ミユータンス菌はおのおの各自の たんす にしまいましょう。