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2008年4月27日 (日)

赤ワイン用ブドウに口腔細菌阻害効果が期待

本日は、デンタルトリビューン紙2008年4月号からお届けいたします。

赤ワイン用ブドウに口腔細菌阻害効果が期待される

(米国)赤ワインの原料であるブドウに含まれる化学物質が、細菌による齲蝕の形成を妨げる可能性があることが、ロチェスター大学医療センターのイーストマン歯学准教授Hyun Koo氏らの研究チームによって発表されました。

この化学物質とは、圧搾後に不要となったブドウの種と皮が発酵して生じたポリフェノールの一種であり、細菌による全身性感染症の発症も阻害する可能性もあります。

ミュータンス連鎖球菌へのポリフェノールの影響を検討

本研究は、フィンガーレイクス地方のワイン醸造所の強力を経て、ワイン用ブドウに含まれる化合物が口腔衛生に与える影響について検討することを目的としています。

2005年12月には農務省が、口腔細菌に対するブドウポリフェノールの影響の研究のために、研究チームに対し助成金を交付しました。

赤ワイン用のブドウに含まれるポリフェノールの構成と、そのミュータンス連鎖球菌阻害能について分析が行われ、ミュータンス連鎖球菌のグルコシルトランスフェラーゼ(糖転移酵素)分泌能に対するブドウポリフェノールの作用について検討しました。

グルコトランシルフェナーゼは糖質で、糊のような物質(グルカン)を生産する酵素で、酸性されたグルカンは歯の表面に菌を付着させ、細菌叢の周りにバリアを形成します。

細胞外多糖類基質の形成を阻害し悪玉菌を無害化

このバリアは、細胞外多糖類(ESP)基質と呼ばれ、ミュータンス連鎖球菌を口腔内環境から守り、抗生物質に対する耐性を著しく増強します。本研究が焦点を当てたミュータンス連鎖球菌の2番目の特性は、酸の分泌能とその酸のなかで生存する能力です。ミュータンス連鎖球菌は耐酸性で、酸性の口腔内でもほかの菌を凌いで生き残れることが出来ます。

Hyun Koo氏は「この化学物質は、ワインの醸造過程で出来る廃棄物に含まれており、悪玉細菌を無害化します。新しい洗口剤の開発にもつながるため、われわれはこの物質の単離を目指しています」と述べます。一方で同士は、ほとんどの食物には、口腔衛生にとって良い化合物と悪い化合物の両方が含まれるとして、「口腔細菌に効くからといって、必要以上に多くのワインを飲むおは薦められない」と注意を促しています。

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