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しろくま先生のブログ
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2007年10月20日 (土)

歯は健康への入り口

本日は、青山先生の書かれた、「よくわかる家庭の歯学」からお届けいたします。

☆歯の強さには、個人差がある

虫歯になりやすい、なりにくいというのは、ある程度遺伝的な要因があります。十人が同じようにブラッシングしても、結果は十人とも違ってきます。

例えば、歯が強い人はブラッシングを多少手抜きしても虫歯にならないので、ついつい日々いい加減な手入れが習慣化して、本人が気がつかないうちに歯周病が進んでしまうのと、歯が弱いことを自覚して、毎日こつこつと丁寧な手入れを続ける人とでは、一生というスパンで見た場合、どちらの人が入れ歯になりにくいかは明白なことです。

歯の強い人は、歯周病の予防のためにしっかりした手入れをして、歯肉の管理をしていく必要があります。

自分の歯が強い方か弱い方かw知りたい場合、唾液の成分を調べる方法もありますが、私は年齢と治療した歯の数を比べれば、経験的にほぼ言い当てることが出来ます。成人で歯の神経を取り除いている数が少なかったり、大きく被せて治療している歯の本数が極端に少ない人は、歯の性質はかなり強い方だと思って良いでしょう。

☆自分の歯と入れ歯の違いは大きい

動物にとって歯は生命の維持に関わる大切なものであり、歯を失うことは即、死を意味します。しかし、人間は入れ歯を入れたり、食べ物を軟らかくすることができるので、歯がなくなっても死ぬ事はありません。

しかし、入れ歯の人生と自分の歯の人生では、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)、人生の質が違います。

入れ歯の人は違和感がある面倒くさい、痛いなどということを実感しています。また、自分の歯がある人にくらべて、入れ歯の人は痴呆になったり成人病などの疾患になる割合が断然に高いという統計データがあります。

そして何よりも、抗ガン作用、抗菌作用、消化酵素の働きを持つといわれる“唾液”の量も、その成分も、入れ歯の人と自分の歯の人とでは大きく違ってきます。

どんなに栄養分のある点滴を受けたとしても、口から摂る食事に勝るものがないのは、この“唾液”に秘密があるのです。

昔の人は、水でさえも、何回か噛んでから飲めと言っていましたが、科学としてでなく生活の知恵として、唾液の大切さを日常の生活から直感的に知っていたのでしょう。

歯がなくなっても入れ歯がある。インプラントがあると考えるのではなく、自分の歯を一本でも多く残せるように、日々手入れに注意して欲しいものです。そのため、アシスタントをするのが歯科医の役目であり、歯を削ったり抜いたりするのが歯科医の本来の仕事ではないのです。

☆虫歯菌、歯周病菌とは

虫歯は、プラークという細菌が歯の表面にくっついて、人間の飲食した食べ物を栄養として酸を作り出し、酸によって歯を溶かしている状態です。これを脱灰と言います。脱灰された歯を、治ろうとする石灰化の作用と綱引き状態になり、歯を溶かす脱灰の時間が勝ると、虫歯になってしまいます。

これらの悪玉菌の代表的なものが、ミュータンス菌とラクトバチラス菌です。口の中には300種類以上の細菌が存在していますが、虫歯菌と歯周病菌では、それぞれ別の作用をします。

歯周病菌は、空気を嫌い、血液を好みます。その最適な場所が、歯と歯肉の境目です。この場所を専門用語では、“歯周ポケット”と言います。歯周病菌は、歯周ポケットに深部へ入り込もうとします。それをブラッシングで食い止めないと、歯周病菌は増殖してしまいます。

歯周病菌が歯周ポケットの中で増殖し始めると、歯肉が腫れ、出血しやすくなり、歯肉の下の骨(歯槽骨)が溶け始めるのです。

参考文献 よくわかる家庭の歯学 青山健一著 桐書房

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