世界の歯医者さん事情
今日は、世界の歯医者さん事情をお伝えします。
今回のテキストは「たすけて!歯医者さん enter brain出版」です。
アメリカ合衆国
医療費が高額なうえに、「虫歯がある」=だらしない、もしくは治療費が払えない下級階層と見なされるため口腔衛生への意識が高く、虫歯治療、歯科矯正、歯の定期検診だけでなく、審美歯科や美容歯科などを利用する人も多いようです。
ペルー
南米の中では、比較的充実している方で、大都市には日本で研修を受けた日経の歯科医もいるそうです。インプラントや義歯の技術はあまり期待できず、虫歯も数回の治療で治すのではなく、すぐに義歯にしてしまうケースが多いようです。
中国
中国では歯科医は「口腔科医師」といい、約90%が政府機関に雇用され、残りは民間企業と契約している歯科医師なので、開業医はいません。都市部とそれ以外の地域での技術差が激しく、歯科医師数も人口5000~1万人に1人ほどです。
韓国
虫歯予防に力を入れていて、水道水へのフッ素添加なども実施されています。歯科医師数は人口1万人に対して4人(日本の約半数)とやや少なく、韓国で今最も人気のある職業は歯科医で、歯科医になりたい学生が急増だそうです。
シンガポール
虫歯予防として、飲料水中に0.6ppmのフッ素を含有させているため、約20年間で虫歯の数は日本の約3分の1ほどまでに激減しました。歯科医には手先が器用な中国系の人が多いと言われているのも特徴です。
オーストラリア
子どもの頃からフッ素塗布や、定期検診を受ける人も多く、ほとんどの地域で水道水のフッ素化が実施されているため、虫歯になる人が少数です。口腔衛生の高さと治療費の高さが、多くの人を虫歯予防に積極的にさせているのです。
フランス
アパートの一室で、歯科医師1人に歯科衛生士1人といった小さな医院がほとんど。治療費は公立病院でも日本よりも高額ですが、治療は1~2時間かけて集中的に行うのが一般的なため、通院回数が少なくて済むそうです。
フィンランド
かつては虫歯大国でしたが、フッ素の積極的利用と、キシリトールを含む正しい食習慣やブラッシングの指導が実を結び、現在は虫歯予防の先進国に。17歳未満は地方自治体の保険センターで無料の歯科検診を受ける事が出来ます。
参考文献 たすけて!歯医者さん 三丁目なんでも調査団 enter brain社
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