煙草と健康1
最近話題になっている本に、「禁煙セラピー」という物があるそうです。
なんと、読むだけで禁煙が出来るという凄い本みたいです。
近頃は喫茶店、デパート、病院等で全面禁煙の所も増えてきていて、喫煙者には辛い時代が来ているのかもしれません。喫煙する場所を求めて、さまよい歩く「禁煙難民」という人々も出てきているということです。
しかし、この日本社会をあげての禁煙行動は、体にとっては諸手をあげて歓迎出来る現象かもしれません。
少し、古いデータになりますが、1997年に東京都が20歳以上の3000人について調査したところ、20代の女性の喫煙率は33.3%、30代女性で28.9%、40代女性で26.3%と20代の喫煙率が激増しているのが現状です。
喫煙が及ぼす口腔内の状況としては、次の様な状況が考えられます。
- メラニン色素により歯肉が黒く変色。
- 歯肉が繊維質に富んでくる。
- 歯周組織の破壊の程度に比べて、発赤、腫脹などの炎症症状が見えにくい。
- 歯肉の辺縁がロール状に肥厚することがおおい
- 前歯および歯の舌側の歯周ポケットの形成が顕著
- プラークや歯石の沈着が少ない場合でも、歯周組織の破壊が進んでいる。
しかし、それに反比例するかの様に、歯の世界では審美歯科がもてはやされています。ホワイトニングや歯科矯正等です。
いくら歯を白くし、歯並びを変えても歯肉が真っ黒で、腫れていたら魅力のある口元にするのは困難です。また、喫煙により皮膚の老化が促進してしまいますので、みずみずしい肌を維持するのも難しいといわれています。
やはり、真の美しさを求めるには、体の中から浄化していくしか方法はなさそうです。禁煙をするのは難しいとはおもいますが、是非挑戦してみてください。
一日、2~4本吸ってしまいます。今から禁煙します。(宣言!)
その方が、たぶん良いアイディア浮かびますよ。請け合いです。