鳥インフルエンザ1
インフルエンザウィルスには、A型、B型、C型の三種類が存在します。そのうち、人にも、動物にも感染するおそれがあるのが、A型と言われています。
その中で、鶏や七面鳥、アヒル等に高い致死性を示すA型ウィルスを「高原性鳥インフルエンザウィルス」と言います。今秋、アジアから欧州に流行が拡大したのは、A型H5N1というタイプです。
HやNというのはウィルスの表面にある突起物の略称で、H型は15種類、Nは9種類あり、理屈上、A 型は135種類に分けられる事が出来ます。これらのウィルスは自然界では鳥類、ほ乳類等に広く分布しています。
これらの鳥インフルエンザウィルス(A型H5N1)は現在まで、どのような爪痕を残しているのでしょうか?
圧倒的に被害状況が出やすいのが、家きん類(鳥等)に被害が多いです。人での感染状況としては、1971年に香港で18人が感染そのうち、6人は死亡しています。
日本では、平成4年1~3月、山口県と京都府で鳥の感染が見つかっています。
感染の恐怖は、目に見えないだけに恐ろしいです。正しい知識をもって防衛していくしかありません。
明日は、「高原性鳥インフルエンザ」についてです。
最近のコメント