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2005年11月30日 (水)

鳥インフルエンザ3

AERA(0511月5日号)に鳥インフルエンザ治療薬タミフルに関連した記事が掲載されています。今回はその内容をまとめてみました。

インフルエンザ治療薬オルセタミブル(タミフル)。中国料理に使われるスパイスの八角(スターアニス)から抽出されるシキミ酸を原料としています。元々抗ウィルス薬で、発症から48時間以内に飲むとA型、B型の両方のインフルエンザに働いて増殖を抑え、症状を軽くし、効果があり、新型ウィルスが現れた場合にも非常に効果があるとされています。

世界の中の使用状況をみると、なんと8割は日本で使用されているそうです。残り1割がアメリカ、残りの数割がヨーロッパ、カナダとなっています。

なぜこのように、日本のタミフル使用率は高く、諸外国の使用率は低いのかは、いくつか理由が挙げられるそうです。

  • ヨーロッパでのインフルエンザのとらえ方は、普通の風邪と同じ様に、暖かくして寝て、薬を使わないずに治すということ
  • 日本では保険適用であること
  • 日本では医療機関に5~10分程度で患者がインフルエンザかどうか分かる迅速検出キットが広く普及しているため、薬の処方がしやすいこと。

しかし、インフルエンザ薬は「タミフル」しか薬は無いのかと言えば、ほかに、英国グラクソ・スミスクライン社のザナビル(商品名「リレンザ」)という物あるのです。しかし、この薬は、専用の吸入器を使って吸引するので、カプセルタイプのタミフルよりも普及が遅れているのです。

これまでは、日本がお得意様だったタミフルですが、新型インフルエンザの脅威に備えて、アメリカ、イギリス各国もタミフルの備蓄に乗り出してます。アメリカの目標は8100万人分、イギリス1460万人分、カナダ1600万人分などとなっている模様です。

これから寒さが厳しくなり、体の抵抗性が落ちて、インフルエンザにかかりやすくなってきます。私も含めて、各医療機関には充分な備えをもって望んでいかなければと思っています。次回はタミフルの副作用についてお話出来ればと思います。

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勉強になります。タミフルは「八角」由来ですか。本当に漢方は医食同源ですね。
八角は角煮やビーフシチュウに入っているやつですね・笑。


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