しろくま歯科医院 WEBサイトへ

しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
calender

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
AED
当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

最近のトラックバック

アーカイブ

リンク



« 最終の新幹線に乗り込めるか? | メイン | クール・スタイリング »

2010年6月21日 (月)

鞄の重さ

先週末にいわきの渡辺先生と、横浜にある神奈川歯科大学の付属病院に、古賀先生とフランクレノア先生のライブオペを見学する為に出向きました。1946 1945

今回見学する症例は2つ。別室の大型スクリーンにて大勢の受講生の先生方と見学いたします。

まず最初の症例は、下顎の無歯顎症例にALL-ON-4をおこないます。午後は、サイナスリフトと言われる上顎洞底挙上術を行います。

今回の目玉の1つに、午後に行うサイナスリフトに『ピエゾ』と呼ばれる器具を用いることにあります。この器具の主の目的は、骨を切断することにあります。

通常、骨を切断する手術にはどのようなものがあるのかというと、インプラントで骨が足りない場合に、他の部位から骨を移植する際に用いる骨切り。また、今回のライブオペにあるように薄い骨を一時的に外し、また戻すような手術、親知らずや歯根端切除などがあります。

その際、一般的には、エンジンやタービンといった高回転切削器具が使われる事が多いのですが、骨に負担が大きくかかり、後に痛みや腫れ、感染が起きやすいと言われています。今回用いる『ピエゾ』は、骨に負担をかけることなく、骨切りが出来ますので、術後の痛みや腫れが少ないと言われています。

午前中は、下顎無歯顎のALL-ON-4のライブオペでした。自分も行っている手術を見学するというのは、とても参考になります。術者の考え方、コツ、ノウハウと言ったものが、そく見られるわけですから、宝物のような映像です。

昼食は、いつものスタディーグループの仲間と近くのイタリアンレストランにて、ランチパスタを注文。しかし、互いの症例の報告やら、新しい機材の使用感など、楽しい時間だったため、パスタを食べることを忘れて話し続けました。

そのとき、友人の鞄を持つことがあったのですが、私の思い鞄と同じ重さでした。

私の鞄は、パソコンやコード類、参考文献や読みかけの本、I-PODなどがいつもぎゅうぎゅうに入っているので、かなり重いのですが、友人の鞄も全く同じ物が入っているとのこと。

いつも、家族に「あなたの鞄は何が入っているの?こんなに重くて」と呆れられていたのですが、私だけではなく、ほっとしました。

午後のピエゾを使ったライブオペはとてもすばらしいものでした。ピエゾの購入を本格的に始動したいと思っています。でも車1台分ぐらいするんですよね(涙)

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/161388/24495575

このページへのトラックバック一覧: 鞄の重さ

是非オサダのサージェリーエナックも候補にしてください。デモもいけます。関根先生がお使いです。
私いま入院中なので、会社に連絡いただければ対応できますので。


コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。