3日間続いたセミナー&講演会&症例発表会
今月はじめに私が所属するスタディグループ『デンタルコンセプト21』の例会、研修会、特別セミナーと3日間連続で公聴してきました。
今回の目玉はフランスのフランクレノア先生とJ、Pガルデラ先生のインプラント界の巨匠が来日し、3日間に渡り講演するということです。
しかし実際はかなりハードな内容でした。3日間連続で集中し続けるというのはこんなにもつらく大変なことだとは思いもしませんでした。
しかし、そこは同じ志をもったもの通しが集まり、情報交換や近況を話し合うのはとても楽しいことでした。
初日が終わり、私と高原先生、いわきの渡辺先生の福島組は品川のホテルにて食事をともにし、その日の整理と日々の診療についての熱い、熱い議論を繰り返しました。いつもは飲まない私ですが、あまりの楽しさについ、飲み過ぎました。
2日目は会場を前日の品川から神田へと場所を移して、今度は400人規模の大型の会場にてセミナー形式で行われました。前日は会員の症例発表がメインでしたが、今回はノーベルバイオケア社のメンターによるセミナーです。とても的を得た解説で、メモをする私たちにも力が入るのがわかりました。
昼休みにはまた福島組と昼食をともにしたのですが、セミナーで語っていた器具について、どうしても確認したくなり、ちょうど同時期に開催されている『東京デンタルショー』へいってみたいと提案してみました。
渡辺先生にも賛同していただき、セミナーの途中で抜け出して、東京デンタルショーへと向かいました。
セミナーにて、機材の重要性は認識していますから、いつもの伝デンタルショーとは重みが違います。目的のものを見つけては、鋭い質問を投げかけ続けました。しかし、やはり値段が高いものばかりなので、なかなか決断はできません。
渡辺先生とも笑いあったのですが、こうも毎年高額な機材を購入していては、機材を買うために研修をして、お金を稼いでいるみたいです。まったく先は見えません。でも、患者さんのためにお金を使う事は悪いことではないとの結論に達しました(笑)。
最終日は、月曜日にフランスのフランクレノア先生とJ,Pガルデラ先生のスペシャルセミナーが開催されました。定員が限定の30人。何とか滑り込んで申し込むことができました。月曜日なので、診療を休んでまで・・・・という思いがあったのですが、体が震えるほどよいセミナーでした。
最後には我々のボスの中村社綱先生と診療方針のことで口論があったのですが、中村先生は世界的にみてもすばらしい先生なのに、その先生に意見するフランスの先生がたもすばらしいし、その意見を聞いても、なお勉強する意欲が沸いてきたと言い切る中村先生も器がでかいと思い、このスタディグループの将来性が明るく見えました。
帰りはもうへとへとになりながらも、新幹線の中で、今回の研修の事をまとめてみました。
結論はとても有意義な3日間でした。疲れたけど。
お疲れさま,・・・拍手・・・